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2010年2月27日 (土)

「楽しき生涯」-内村鑑三 より

原文 (自訳)
我の諂ふべき人なし (我に、気に入るように振る舞わなければならない人はいない)
我の組すべき党派なし (我に、派閥のようなものはない)
我の戴くべき僧侶なし (我に、上におしいただく僧侶はない)
我の維持すべき爵位なし (我に、維持すべき勲章はない)

我に事ふべきの神あり (我につかえるべき神あり)
我に愛すべきの国あり (我に愛すべき国あり)
我に救ふべきの人あり (我に救うべき人あり)
我に養ふべきの父母と妻子あり (我に養うべき父母と妻子あり)

四囲の山何ぞ青き (周りの山はなんと青く)
加茂の水何ぞ清き (加茂の水(信濃川の支流)はなんと清き)
空の星何ぞ高き (空の星はなんと高く)
朝の風何ぞ爽《さは》き (朝の風はなんと爽やか)

一函の書に千古の智恵あり (ひと箱の書物に永久の知恵あり)
以て英雄と共に語るを得べし (もって、英雄とともに語る機会を得られる)
一茎の筆に奇異の力あり (筆には力があり)
以て志を千載に述るを得べし (よって、志を千年述べ続けることができる)

我に友を容るゝの室あり (我に友を招く部屋があり)
我に情を綴るゝのペンあり (我に気持ちを綴るペンがあり)
炉辺団坐して時事を慨し (炬燵等に坐して時事を語り)
異域書を飛して孤独を慰む (いろいろな本(海外の本)をを読んで孤独を安らぐ

翁は机に凭れ (おじいさんは机のもたれ)
媼は針にあり (おばあさんは針仕事)
婦は厨《くりや》に急《せ》はしく (妻は炊事に忙しく)
児は万歳を舞ふ (子供は万歳をしている)

感謝して日光を迎へ (感謝して日光を迎え)
感謝して麁膳に対し (感謝して食し)
感謝して天職を執り (感謝して天職を行い)
感謝して眠に就く (感謝して眠りに就く)

生を得る何ぞ楽しき (生きていることなんと楽しき)
讃歌絶ゆる間なし (賛歌絶えることもなく)

良い文章だなと思いましたが、この通りに生きることはなかなか、なかなか・・・

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