「セカンドバージン」 大石 静 著 を読んで
テレビで放映されたとき(全部は観れず、最初の数話でしたが)、鈴木京香さんがよかったので、ブックオフで、なんと105円でゲットしました。
・・・・・・・・それにしても・・・、
この本に出てくる女性達は、ちょっと?敬遠したくなるような女性ばかりでした。
著者の大石 静(おおいし しずか、1951年9月15日 -)氏は女性作家です。
この本に書かれているような行動ができる女性って、いたりするのでしょうか?・・・汗
小説だから、大丈夫?
まず、テレビでは深田恭子さん演じた「鈴木万理江」が一等賞?!
簡単に嘘をつく。夫婦喧嘩では、物は投げる、物は壊す、ついには自殺未遂する。夫にGPS機能付き携帯を持たせる。そして、妊娠を偽り続けたり、動物虐待をしたりと無茶苦茶です。
次に、テレビでは草笛光子さん演じた、75歳になる文壇の重鎮、女流作家の真垣秀月氏。とっても嫉妬深く、主人公の中村るいに嫉妬して、中村るいの勤める出版社に対して、すべての自分の作品を絶版にさせる。仕事に私情を完全に持ち込んでいます!
そして、最後にテレビでは鈴木京香さん演じる「中村るい」。
出版社の専務を勤めるトップマネジメントの方となりますが、やはりマネジメントの方には、リードマネジメントをしてほしいと思うのですが、気分で部下を怒鳴ることもあるボスマネジメント派でした。ざんねん。
「他の出版社に取られたら、あなたはクビだわ!」と、あまり使ってはいけない言動だと思います。
「リードマネジメント」と「ボスマネジメント」については、こちら↓
<http://life-insurance2.cocolog-nifty.com/blog/2011/01/post-a4f7.html>
この本の中では、女性陣が凄すぎる?せいか、男性陣はごく普通(一人だけゲイの方が出てきますが)だと思えてきます。
そして、この本の最後には、『男は滅び、女は栄える。それが真理だってことですね。』とくるわけです。
くわばら、くわばら・・・
ヴィクトール・E・フランクルの「それでも人生にイエスと言う」、本の中で、「人は、一人一人の人間性にかかっている」と書かれています。
女も男も人間性を高めていきましょう。 高めていきたいものですね。
ではでは。 m(_ _)m
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