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2012年5月

2012年5月31日 (木)

「山本五十六」 阿川弘之著 を読んで その1

最初に、申し上げれば、

山本五十六氏は、個人的には、好きな歴史上の人物の一人です。

最初にWikipediaで、著者の阿川弘之氏と司馬遼太郎氏について、調べてみる。

先に、阿川弘之氏ついて

1920年(大正9年)1224生まれで、現在もご健在ですね。

阿川氏は『私の履歴書』で、「戦争中は海軍に従軍して”多少”の辛酸を嘗めたが、・・・」と語られています。また、阿川氏は、二・二六事件を見て、徹底的な陸軍嫌いになり、海軍に入られたようです。Wikipediaによると、海軍での経歴は次の通り。

1942年(昭和17年)9月海軍予備学生として海軍に入隊する。

1943年(昭和18年)8月に予備少尉任官、軍令部勤務を命ぜられた。わずかだが中国語ができたため、特務班の中でも対中国の諜報作業担当であるC班に配属される。

中尉に進級した直後の1944年(昭和19年)8月「支那方面艦隊司令部附」の辞令が出る。

次に、

司馬 太郎氏について

1923年(大正12年)87 - 1996年(平成8年)212日逝去。

なんと司馬遼太郎氏の方が、阿川氏より年下でした!

1943年(昭和18年)11月に、学徒出陣により大阪外国語学校を仮卒業(翌年9月に正式卒業となる)。兵庫県加東郡河合村(現:小野市)青野が原の戦車第十九連隊に入隊した。軍隊内ではかなり珍しい「俳句の会」を興し、集合の合図には一番遅れて来た。

444月に、満州四平の四平陸軍戦車学校に入校し、12月に卒業。戦車学校で成績の良かった者は内地へそして外地へ転属したが、成績の悪かった者はそのまま大陸に配属になったが、これが生死を分けた。卒業後、満州牡丹江に展開していた久留米戦車第一連隊第三中隊第五小隊に小隊長として配属される。翌45年に本土決戦のため、新潟県を経て栃木県佐野市に移り、ここで陸軍少尉として終戦を迎えた。

22歳だった司馬は「なぜこんな馬鹿な戦争をする国に産まれたのだろう? いつから日本人はこんな馬鹿になったのだろう?」との疑問を持ち、「昔の日本人はもっとましだったにちがいない」として「22歳の自分へ手紙を書き送るようにして小説を書いた」と述懐している、とありました。

上記青字はWikipediaからとなりますが、司馬遼太郎氏が本当に発言されたかどうかは分かりません。しかし、少なくとも太平洋戦争、そこからの人物について書かれた本は一冊もありませんので、少なくともこの時代に対して尊敬の念は無かったように思います。

逆に、阿川弘之氏は太平洋戦争時において、海軍経験者であり、そこでの上官となる「山本五十六」、ほかにも「米内光政」、「井上成美」と3人について、それぞれ本を書かれています。

これは、阿川氏、司馬氏の世代において、すでに陸軍は1936年に、二・二六事件を起こすような内情があり、海軍は山本氏、米内氏、井上氏など、一本筋の通った人が居られたからなのでしょうか。

それが、戦争末期に向けて、山本氏が戦死し、善き人が少なくなれば、海軍も陸軍同様の状態に成り下がったようです。

次の世代となる城山三郎氏(1927年(昭和2年)818 - 2007年(平成19年)322日)逝去)は、自分の本の中で、海軍について、次のように書かれています。

厳しさと言うか“凶暴さ”は他と比べるまでも無かった。人の命を軽く見ていた。上官たちは何かと言うと練習生を棍棒でぶん殴った。そして、食べ物は芋の葉ばかり、士官の食堂の前では、てんぷらやフライのよい匂いが漂ってきた。階級による差別は徹底していた。上官からは何度も「お前らは一銭五厘(当時のはがきの値段)だ。代わりはいくらでもいる」と言われた。水中特攻「伏龍」(竹竿の先に爆薬をつけて、海岸線近くの海にタテヨコ50メートル間隔で並び、敵の上陸艇に向かって竹竿を突き出して爆破させるという、本土決戦に向けた作戦)のために集められたといいます。現代の教育上「やってはならない」、「やるべきではない」とされている事例を、次から次へとやっていたのが、帝国海軍であった。

城山三郎氏と同世代の「戦艦武蔵」の著者であられる吉村昭氏(1927年(昭和2年)51 - 2006年(平成18年)731日逝去)。城山氏は、吉村氏との対談で「吉村さん、戦争のことを書くのはつらいよね」といったことがある。すると、吉村さんは、「戦艦武蔵」を書いた動機は、戦艦武蔵の造船記録を読み、そこにあの戦時の「熱気」を感じたからだと言った。「この『熱気』をどうしても書かなくてはならないと思った」と答えた。

軍も国民もこぞって戦争に突き進んでいくときに生じる「熱気」。少年だった私たちの世代は、それを当たり前のこととして肌で感じていた。「僕らは戦争という現実の前に“無色透明”だったんです。」と吉村さん。

僅かな世代の差で、阿川氏の印象とは天と地ほどの差があるように思います。

                              

それでも、阿川氏は本の中で、

「「軍」とは何か、何かと言えば、甚だ得体のしれない何ものかであって、満州事変以来培われた下剋上の勢いである」とでも言うよりほかはないであろう。」、とあり

山本五十六氏は、「俺が殺されて、国民が少しでも考え直してくれりゃ、それでいいよ」と語られているという。

チャールズ・チャップリンの言葉を思い出しました。

個人としての人間は天才である。

しかし、集団としての人間は、刺激されるがままに進む、巨大で、野蛮な首の無い怪物となる、と。

正しい情報が国民に届かない中で熱狂してしまうと、行ってはならない方向に向かってしまうのでしょうか?

1940年(昭和15年)の時点で、チャールズ・チャップリンは、ドイツのヒトラーに対して非常に大胆に非難と風刺をした「独裁者」を公開しています。作成開始は1938年(昭和13年)からとのこと。

もちろん、この時点で日本では公開されず、日本での公開は1960年まで なんと20と言う年月を経ることとなります。昭和13年であれば、日独伊三国同盟まで あと2年ありました。情報が正しく伝えられなかった、伝えなかった、日本の怖さを感じます。

昭和一桁生まれの、城山三郎氏、吉村昭氏、

昭和一桁生まれ前半の人達は、特攻に行かされる、特攻の恐怖を経験する

昭和一桁生まれ後半の人達は、一番食べものを食べたい時期が終戦前後

生まれ育った時代環境によるその世代固有の特徴を「コーホート効果」といい、わが国では、昭和一桁世代の男性の死亡率がその前後と比較して高いと言われています。

そこで、保険会社の標準生命表において、人口動態統計をベースとするとき、この昭和一桁世代の男性のコーホート効果を除去するために、その両端の世代で直線補間が行われています。

他の世代と死亡率まで異なる昭和一桁世代、戦争を知らない世代が理解などできるはずはないと思いますが、すこしは分かるような気がしました。

チャップリンの独裁者は、英語となりますが(勉強になります!)、ユーチューブで全部観れます。

http://www.youtube.com/watch?v=mkCx3xQ6XKQ&feature=related

『戦艦武蔵』 吉村 昭 著 を読んで はご参考まで。

http://life-insurance2.cocolog-nifty.com/blog/2010/02/post-14d9.html

その2へ続く・・・予定・・・

m(_ _)m

2012年5月28日 (月)

「遊び心」の中のエッセイより

エッセイでしたので、いろいろな内容があり、勉強になりました。ありがとうございました!

本著には、もう一つ、興味深いところで、過去のブラックマンデーについて、経済学者サミュエルソン氏のコメントについて、語られていました。

ノーベル経済学賞をもらったMITのサミュエルソン教授は、1987年(昭和62年)1019日のニューヨーク市場の崩壊の説明を求められて、「これは経済学ではなく大衆心理学の領域のことだ」とコメントを拒否している。大学でケインズやマルクスを勉強したとしても、今の世界化した経済実態をどれ一つ満足に説明できない。

マルクスだっておらが村だけならいざ知らず、金が世界をかけめぐり、世界経済が連結管となってしまった時に、どのように誰に対して「計画経済」をたてたらよいのか、今生きていれば考えただけで頭が狂ってしまったのではないか?これが世の中の実態なのだ。

こうした実態を、とらわれない素直な心(松下幸之助さんの言葉)でみて、自分の言葉で理解し、その働きのなかから事業機会をみつけてこなくてはならない。そんなとき、先生の教えてくれた道具を不用意に取り出せば道端にはじき飛ばされるだけだ。

学校教育はこうした実践への頭脳回路を創ってくれるべきである。中途半端に、ウエーバーやケインズを世の中に持ち込んでもらっては迷惑だ!

これは、ブラックマンデーのことを言われています。

Wikipediaによると、

ニューヨーク株式市場が過去最大規模の暴落ですが、このときの証券市場の激震は、その後の金融当局による適切な対応の結果、実体経済へは甚大な被害をもたらすにはいたらなかった。

その要因は、アメリカの貿易収支の赤字幅が予想以上に膨らんでいたことや、1985年のプラザ合意以後のドル安打開のためにドルの金利が引き上げられる観測が広がっていたことが要因として挙げられる。マイロン・ショールズとフィッシャー・ブラックによるブラック-ショールズ方程式のように高度な金融工学の登場とコンピュータの普及とが相まって、オプション市場と先物市場は爆発的な成長を見せた。コンピュータの普及とブラック-ショールズ方程式の登場は大規模な株式ポートフォリオに保険を提供するようになっていた。このポートフォリオ・インシュランスは先物を使ったヘッジ手段である。ポートフォリオの価値が市場を大きく上回っているときには先物売りは少ないが、市場が下落しだすと売りを増やし、損失と先物売りの利益がほぼ同じようになるようにする。従って、市場が下落し始めるとコンピュータが自動的に売り注文を出すようになり、売りが売りを呼ぶ展開となった。

となると、サミュエルソン教授は、なんといっても、「世界経済を破滅の淵に追い込んだ金融ビジネスの不始末の元凶は米国金融当局の規制緩和と、悪魔的・フランケンシュタイン的金融工学だ!」と言われたらしい方です。 (「金融工学」はなにをしてきたのか 今野浩著より)

残念ながら、「金融工学」を目の敵とされています。それが一因となっている“ブラックマンデー”について聴かれても、きちんとした説明はしていただけなかったのかもしれませんよね。

もちろん、松下幸之助さんの言われる、「素直な心」は大切だと思いますが、ケインズを一蹴する理由にはならないように思いましたです。

マイロン・ショールズとフィッシャー・ブラックは、金融工学の大家と言われていますが、経済学者でもあります。当然、経済学も学ばれたはずです、よね。

                        

久しぶりに「金融工学」・・・

「将来の不確実なキャッシュフローの計量と制御」を目指す金融工学の必要性は、増大することはあっても減少することはないだろう。金融工学に携わる者は、「金融工学悪者説」に惑わされることなく、より堅固な橋を築く努力を続けなくてはならない、でしたね。

「アクチュアリー」とは「将来の出来事の発生確率を評価し、望まれない出来事の発生確率を減らすように知恵を絞り、起こってしまった出来事の影響を軽減することを考える専門家である。」ですね。

さあ、勉強、勉強・・・・って、そろそろ明日の仕事に備えて寝ないとナ~・・・

( ̄Д ̄;;

2012年5月27日 (日)

「人の心が分かること」って・・・・

(前回のブログより)

大前氏は、「人の心が分かること」と、本の最後の方でサラッと書かれていましたが、これはとても難しいことでは?と振り返って、思い込んでしまいました。これが本当にできれば、人のため、引いては社会のために役立つことが可能だと思います。

しかし、人はときに、自分にその気は無くても、言葉で人を傷つけることがあるように思います。それは、「人の心が分からなかった」からだと思うのです。

あの人気作家の有川浩氏もブログの中で語られています。

~~~~~~~~

・・・・言葉は無体な凶器になり得るということを改めて学ばせていただきました。そういう意味では大変貴重な経験をさせていただいたと思います。ネットで誰もが自由に発信できる時代ですから、この恐さと向き合っているのは一般の方も同じだと思います。

私も今まで過ったことが何度もあります。

そして、人として至らない私は、これからは絶対に過らないと断言することもできません。でも、何度過ちを犯すとしても自分を律しようとすることには意味があると思います。

自分の発する言葉を凶器に貶めないように、言葉の恐さを胸に刻んでこれからも書いていこうと思います。

※有川氏のブログ2012/5/13「言葉の力」より

http://blogs.yahoo.co.jp/f15eagledj0812

~~~~~~~~~

「人の心が分かること」はとても難しいことですが、分かろうとする、理解しようとすることは大切なことだと思います。また、それ以前に、言動、言葉にも十分注意をすることで、人を傷つけることを少なくすることができるようにと思います。

(いい歳の)中高年のわきまえとして、いつも胸に刻んでおこうと思いました。

m(_ _)m

                     

2012年5月26日 (土)

「遊び心」  大前 研一著 を読んで

先輩より、書棚の奥より引っ張り出していただけました!

ありがとうございます。 m(_ _)m

早速、読ませていただきました。

本書が書かれたのは、1987年(昭和62年)のバブルに向かっているときです。

今では、ちょっと普通には不向きな?(できないとも言う?)遊びと思うところはありましたが、エッセイでしたので、いろいろなことが書かれていました。そこで、とても興味深く読ませていただくことができました。

出版当時は、なんと元首相中曽根康弘氏、ソニー会長盛田昭夫氏、シンガーソングライター小椋桂氏からの推薦図書となっているんですね。 なぜ小椋桂氏?と、ちょっと思いましたが、でもスゴイですね!

ここからは、本からの引用部を青色として、書かせていただきます。

実は日本の経済は国債漬けのひどい状況になっているのに気づいていない国。ゴルバチョフの言うペレストロイカ(改革)が必要なのは、むしろ自分の国だとも気づいていない、うぬぼれで、お人よしの大集団、日本。

昭和62年当時で、「バブル経済」を言い得ているように思います。

また、大前氏自身は、経営コンサルタントになる前は、原子力の研究者としてMITへ留学をされています。大前氏は、今現在において、話題となっている、原子力の専門家でもあったのです。

当時のMITの先生にはマンハッタン計画の立役者が何人かおり、「物理学的にいえば原子炉は制御棒のついた爆弾」、何て事を平気で言う人もかなりいた。また生徒の三人に一人は原子力潜水艦などに乗り組んだ経験を持つ海軍の出身者であった。だから講義でも爆弾のつくり方を聴いているのか、炉のつくり方を聴いているのか分からないような、スリルに満ちたものもかなりあった。

一方、原子炉と言う平和利用に限ってみたところで、廃棄物や暴走が環境汚染をすることは必至で、必ずしも100%クリーンではない。またアメリカでは原子炉を爆弾用のプルトニウム製造装置、と位置付けていることもあって、平和思想一本ヤリの日本で育った私には馴染めないことが多かった。原子炉に携わる人は、この辺の考え方をきちんと整理しておかないと危ないのではないかと言う思いが、私には強くなってきた。

そこで、自らMIT時代に、「原子炉の利点と難点」と題するシンポジウムを主催されています。そこで得られた結論としては、次のように述べられています

しだいに、私は原子炉の「平和利用」は人物さえ得られればできるもので、平和利用という念仏を唱えていれば済む、という問題ではないのではないか、と言う考え方に傾いていった。

原子炉に携わる人すべてが“人物”であれば、確かにそうかもしれませんよね

また、原子力工学を専攻したのは、石油化学の暗い将来(パトナム報告の解析をして、石油資源の枯渇問題を信じるようになったため)を知ったからである。しかし、原子力も技術者として(原子力行政に一介のエンジニアとしては、どうすることもできない無力感を感じたから)及ぼせる影響力の限りのあることを悟った29歳の春には、早々と見切りをつけて今の経営コンサルティングに職種転向してしまった。

本書を書かれたのは、1987年(昭和62年)でしたので、その前年1986年にチェルノブイリ原子力発電所事故が発生しています。そして、2011年、自国日本で、福島原子力発電所事故が発生しています。原子炉1基つくるのには15年かかるとありますが、“予想外”としている事故が、“予想外”とは言えない割合で起きている現状と思います。

大前氏は、それ以前に、原子力研究者に見切りをつける。ある意味で先見の明があるのかもしれません。

最後に、

何よりも大切なのは新しいことを学ぶ心、人の心がわかること、人の上に立てるリーダーシップ、自分の考えをまとめて表現できる能力、多様な価値観を受け容れる力、など普遍的適応性のある人間としての能力を身につけることではなかろうか。

それと世界の主要な地理、歴史、文化、宗教、などの一般教養、自然科学的ものの考え方と若干の法知識、母国語と英語に長じること、このくらいである。これらを、いつでも引き出せるような終身、体の中に染み込ませておけば、世界のどこに行っても、あるいは、どんな世の中になっても活躍できるだろう。

自分にとっては、とても難しいと感じているところですが、ごもっともであると思います。日々精進していきます。
m(_ _)m

2012年5月18日 (金)

「遊び心」を伸ばしたい!?

先輩より、大前研一氏の本について、『「遊び心」はよかった!』、というコメントをいただきました。

教えていただき、ありがとうございます!

しかし、残念ながら、「遊び心」は絶版本となっており、大きい本屋さん、ブックオフ、共に見つけることができませんでした。ざんねん。アマゾンでは、中古本を購入可能でしたが、そこまで追い求めるのは止めました。

そこで、アマゾンのレビューを読んで、少し読んだ気分になりたいと思います。

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1.これは書き過ぎだろうというところが面白い!発想が広がりそうです。気分も良くなるし、ただ現実に戻ると・・・。でも元気でます。やはり頭がよくないと世の中生きられないですね。でも面白い!

2.自分の生活を見直し、如何に人生を楽しくするか!を考えるきっかけとなる本ではないかと思う。

3.大前さんの本の中で一番好きな本です!こういう人生もいいなあ、という気分になる。やはり「発想力(独創性)」と「遊び心」には深い相関関係があるようです。

4.著者が語る遊びは豪快そのもの!同時に、楽しむということに一本筋が通っていて爽快でもあります。遊びを通して豊かさなどを考えさせられることが多々あり、痛快かつ読み応えのあるエッセーでした。

5.出版当時(88年)は新鮮に思えたが今読み返すとそれほど新しく感じないが。

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きっと、大前氏は、オンとオフ、メリハリをしっかりとつけることができる方なのだと思います。

ここでちょっと書かれた時期を見ると、1988年という、バブル全盛期なんですね。当時、大前氏もマッキンゼーでトップの方に居られるときです。想像となりますが、仕事は、ある程度部下に任せることができるようになり、時間を創りだしては、遊びにも励む!当時を思えば、楽しむためにも随分とお金をかけられていたのかも?と思いました。

さすがだと思います。

ただ、個人的には、大前研一氏と同様に華やかな経歴を持つ一方で、「質素倹約」、「質実剛健」、「清貧」、「めざしの土光さん」と言われた土光敏夫さんに気が向くのは、やはり貧乏性なのでしょうか? 遊ぶの上手じゃないんですね。 (u_u。)

土光敏夫さん、当然に普通の人と比べれば、収入はあるのですが、生活費を除いて、残りは母親が創立していた女子高に寄附をされていたということです。

とても仕事ができて、生活は質素を信条とされていたようです。見習いたいと思う一方で、正直に言えば、自分自身としては遊びたいです。楽しいこと好きです。俗物です。でも、下手なんですね。だから、仕事もいまいち!?どれも中途半端・・・・・(。>0<。)

ブックオフでは、「遊び心」を買うつもりが、「悩む力」を買ってしまいました・・・(安かったし・・・)

ちゃんちゃん・・・

m(_ _)m

2012年5月16日 (水)

金利の動向について思うこと

投資戦略の基本として、“ゴールデンクロス・デッドクロス”という相場の転換を表す目安を知る方法があります。

ゴールデンクロス」とは、相場は下降トレンドから上昇トレンドへと変わりやすく株価が上がりだす目安となり、<長期間の移動平均線>を<短期間の移動平均線>が下から上に突き抜け交わった点

デッドクロス」とは、相場は上昇トレンドから下降トレンドへと変わりやすく株価が下がりだす目安となり、<長期間の移動平均線>を<短期間の移動平均線>が上から下に突き抜け交わった点

今回の予定(標準)利率引き下げの判断では、長期国債の応募者利回りについて、10年間の平均線を3年間の平均線が上から下に突き抜けてきたのかな? と思いました。

すると、ちゃんと 上から下に突き抜けているんですね・・・・ショックでした・・・

2009年から2010年に「デッドクロス」が生じていました。

そこより遡ると、2006年から2007年に「ゴールデンクロス」が生じていました。

2006年から2007年に起きた「ゴールデンクロス」では、長期国債の応募者利回りの3年平均が、2003年から上昇を始め、2008年まで続いたことによるようです。

この上昇時期は、不良債権問題が一区切りした頃、小泉さんが内閣の頃、そして、平成21年の財政検証時期にもかかりますね。

平成21年の財政検証において、オプティミスティックなトレンドが入りやすい状況だったかもしれませんね。

しかし、長期国債の応募者利回りの3年平均は、2008年をピークにして下降が始まっています。それは、きっと、リーマンショック(AIGショックとも言いますが・・・)がきっかけですよね。 (がっくり・・・)

今のトレンドのまま進行すれば、平成26年の財政検証において、長期の経済前提のおける運用利回りについて、平成21年の時の4.1%と言う設定はできないのではないでしょうか。

マクロ経済スライドも1度も行われずに迎える可能性が高いように思います。

ここではやはり、今以上の超低金利トレンドとしないためにも、予定(標準)利率1.5%堅持をできるように、あと4ヶ月の応募者利回り、どうぞあと少し上がってください!!!

って、祈るしかないのでしょうか!?
(´・ω・`)ショボーン

2012年5月12日 (土)

予定利率見直しの可能性について

「責任準備金の積立方式及び予定死亡率その他の責任準備金の計算の基礎となるべき係数の水準」については、大蔵省告示第48号で規定されています。

    s-iwkさんのwebにある「保険関係法規集」より、すぐに検索ができますね! 

その予定利率の見直しルールに基づくと、今回、“ひっかかりそうな”のは、毎年101日を基準日として、基準日の属する月の前月から3年間に発行された長期国債の応募者利回りの平均値を対象利率として、そこより算出される「基準利率」が1.0%以下となる見込みが高くなっているために、予定(標準)利率を、現在の1.5%から1.0%へと引き下げる可能性が高くなっています。

ちょっと求めてみます。

                            H21        H22        H23

                            2009      2010      2011

              10      1.257%  0.839%  0.995%

              11      1.441%  0.968%  1.025%

              12      1.246%  1.189%  1.085%

              1        1.339%  1.214%  0.965%

              2        1.348%  1.236%  0.963%

              3        1.329%  1.310%  0.973%

              4        1.397%  1.303%  1.007%

              5        1.321%  1.128%  0.863%

              6        1.283%  1.173%  0.863%

              7        1.116%  1.169%  0.863%

              8        1.060%  1.043%  0.863%

              9        1.049%  1.084%  0.863% と、残り4カ月5月と同じに推移をすると

3年間の平均                                                 1.116%となり、

この1.116%が「対象利率」となり、これを用いて以下のステップで「基準利率」を求めてみると、

0%を超え1.0%以下の部分の9               0.900%

1.0%を超え2.0%以下の部分の7.5割       0.087%

2.0%を超え6.0%以下の部分の5割         0.000%

基準利率(①+②+③)                         0.987%

現在の予定利率1.5%との乖離                     0.513%

現在の予定利率との乖離が0.5%以上となるため、来年201341日以降締結する保険契約の予定(標準)利率を1.0%に引き下げなければならなくなります。

補足として、もしそうなれば、各生命保険会社では、前回標準死亡率の改定以来になると思います。 ということで、久しぶりということになり、また、すべての販売中商品の価格見直しに影響を与えるので、数理、商品部門だけでなく、オペレーション、営業支援部門、システム部門へも負担がかかるため、今年下半期のビッグイベントの一つになるように思います。

それにしても、この金利の動向は望ましいと言えるのでしょうか???

ここで、『平成21年財政検証結果レポート 国民年金及び厚生年金に係る財政の現況及び見通し』(厚生労働省)によると。

(長期の運用利回り)=(将来の実質長期金利)+(分散投資効果)+(物価上昇率)

国民年金、厚生年金の財政の見通しの前提では、

将来の実質長期金利は2.7%

分散投資効果は0.4%

物価上昇率は1.0%

※この1.0%の物価上昇率は、今、政府がなんとかしたいとされているところですよね。

これらの合計、4.1%が、国民年金、厚生年金の将来の財政を支える前提となっています。

その中で、「10年国債応募者利回り」は、(実質長期金利)+(物価上昇率)となります。

実質長期金利2.7%+物価上昇率1.0%10年国債応募者利回り 3.7%

えっ~!3.7%ですか?・・・

生命保険全社に影響を与える予定(標準)利率。超低金利をイメージづけるよりは、なんとか、あと4ヶ月、Ave.1.02%となれば、標準利率1.5%のままとなります。

それが、今後の国民年金、厚生年金のことを考えても、よいように思います。

では、では。

m(_ _)m

2012年5月 8日 (火)

映画「テルマエ・ロマエ」を観ました!

何年ぶりの映画でしょう。ほとんど思い出せません。

『一日一生、一日一』ということで、テレビの予告編で、面白そうと思い観てきました!

もとは漫画から始まり、すでにTV化もされていたんですね。マンガは好きなはずが、知りませんでした・・・

面白いだけでなく、舞台は現代の日本に加えて、ローマ帝国全盛期と言われた五賢帝の時代の5人のうちの、3人目市村正親氏演じるハドリアヌス、4人目宍戸開氏演じるアントニウス・ピウスあたりの時代を舞台として、双方をタイムスリップしながら行き来します。

この古代ローマの時代に、現在のヨーロッパでは考えられないような浴場施設があったことから、お風呂大好きの現代日本の技術を導入していくというあらすじで、その技術を持ち込もうとするローマの浴場設計技師ルシウス(阿部寛氏)が主人公となります。

ルシウス以外は?できる限り史実に基づこうとされている(例えば、ハドリアヌスは現実的判断に基づく国境安定化路線へと転換した賢明な一面がある一方で、暴君な面、そして、ゲイらしかったこと。 アントニウス・ピウスは、“ピウス”とは慈悲深い、という意味らしいのですが、その言葉通りの人物とされていること、など)ところはスゴイな、と思いました。

その分?面白いだけの映画ではありませんので、ただひたすら笑いたい、という方には、少し期待と合わないかもかもですね。 (笑いっぱなしでいきたかったナ・・・( ̄○ ̄;)! )

それでも、阿部寛氏は、完全にはまり役だと思いました。

また、阿部寛氏、同世代とは思えない肉体美!継続して鍛えられているな~、と思いました。

腕立て、腹筋、背筋、毎日がんばらないと・・・

こちらは、映画の中の一場面となります。右側鏡をよく見てください!阿部寛さんの○○○が・・・

Photo

はい、笑って、おしまい!ではでは。

PS。次は「永遠のゼロ」、あるいは「3匹のおっさん」の映画化がないかな。

「永遠のゼロ」は好きが高じて、オリジナルで予告篇を作られている方がいました。すごいですね。

<http://www.youtube.com/watch?v=zi5nO8JuoZQ>

2012年5月 7日 (月)

凡事徹底その4

「腕立て、腹筋、背筋を毎日各30回行う」、いつの間にか?最初の宣言(昨年の4月)から1年が経過していました。

いま、感じていること。

少しサボった日?、できなかった日?はありましたが、概ね継続できたと思います。♪(o ̄∇ ̄)/

残念ながら?腹筋が割れるようなことはありませんが、「散歩」や「ストレッチ」といった軽めの運動で身体を動かすだけでも、メンタルダウンが解消され、やる気が戻るということなので、これからも継続していきたいと思います!

この凡事徹底を読んでなのか? 弟が「腕立て、腹筋、背筋を毎日各50回行う」ようにしているとのこと。う~む、50回とは・・・。(゚ー゚;

ということで、少しバーを上げてみて、2年目からは40回にしてみようと思います!(^-^;

目指せ!腹筋割れ!? 否、無理は禁物ということで、お互い凡事を徹底するようにしていきましょう!(* ̄0 ̄)ノ

ではでは。

m(_ _)m

2012年5月 6日 (日)

或る「小倉日記」伝 松本清張著 を読んで

松本清張氏の本は、歴史を知る上で、恐縮ですが“拾い読み”をさせていただくまでで、文体が重いこともあり、通しで読んだことがありませんでした。

今回、或る「小倉日記」伝 を読ませていただきました。

やっぱり重厚な文体ではあるのですが、短編であったこともあり、読みとおすことができました。

ありがとうございました!

これは、昭和27年に発表され、第28回芥川賞を受賞された著者の出世作でもあります。北九州、小倉の出身である著者が、作家(夏目漱石と並ぶ文豪と言われている)であり、医者(当時、軍医のトップにまでなられている)でもあった「森鴎外」について、実在の人物である田上耕作氏を通じて、小倉に赴任をしていた時代の「森鴎外」を調べていく、史実に基づく小説となります。

「森鴎外」の著書は、個人的には、ほとんど読んだことがありません。

なぜか?

「舞姫」、「ヰタ・セクスアリス(ラテン語で性欲的生活)」は、あまりよい印象がありませんでした。

※晩年の作品、「阿部一族」など素晴らしいと賞される方は多いようです。松岡正剛さんもその一人と思います。

あと、

日本は、日清戦争および日露戦争で、陸軍では、脚気による病死者を多数出しています。その時の陸軍の軍医としてNo2の立場におられたのが「森鴎外」です。

「ビタミン」というものが認識されていない時代ではありましたが、麦飯を食していた海軍、それに対して白米を食していた陸軍、歴然とした差で陸軍では、ビタミン不足から脚気による病死者を多数出しています。

Wikipediaでも次のことが書かれています】

脚気惨害をめぐる議論、陸軍の脚気惨害をめぐって、鷗外の責任に関しての議論はたえない。そのうち鷗外への批判として、(副食物が貧弱な)米食を麦食に変えると脚気が激減する現象が多く見られたにもかかわらず、麦食を排除しつづけた姿勢について激しい非難がある。実際に日露戦争で陸軍兵士の3万人近くが脚気で苦しみ戦死でなく病死した事実、同じ時期に海軍兵士の脚気患者がほぼ皆無であったにも拘らず海軍の食事を取り入れずに通達や要望などを握りつぶしたことが近年ようやく明らかになり、著名な小説家としての名誉もかなり低くなっている。

※ちなみに、日清戦争、日露戦争共において、生命保険会社は死亡保険金の支払を行っています。

或る「小倉日記」伝は、最初の日清戦争後、「森鴎外」が、一時(3年間)、小倉に左遷をされていて、その間の「森鴎外」の記録が失われていた昭和15年という時代を舞台に、小倉における「森鴎外」を調査しようとした内容です。

そこで、陸軍軍医としての「森鴎外」についての「何か」を書こうとされているのかな、と思ったりもしたのですが、そういう内容ではありませんでした。

ただし、或る「小倉日記」伝の中で、「森鴎外」という人物を記載したところがあります。

『公私の別は非常にやかましかった。いったん軍服同士のつきあいとなると厳格でした。一度私が親戚のもので薬剤官をしている者が遊びにきたので心安だてに先生のところへ連れて行ったのです。その男、そのとき、大尉か何かの軍服でいったのですが、いやもう、大変な扱い、見ていてかわいそうなくらいでした。

軍服を着て小倉駅に人を迎えにでておられたときなど、汽車の着くまでプラットホームに椅子を出させて腰をかけ、傲然とでもいいたげに控えていて、答礼もロクにはしませんでした。

先生はまた時間にやかましい人でな、会合などでも遅れてきた者は絶対に、どんな有力者でも部屋には入れなかった。』

相当、上下関係に厳しい方であり、こういう方は、自分に相当な自信もある方と思いますので、周りの人の言うことは聴かないでしょう。麦飯の効用について理解しようとせず、白飯を強行して用いたことは想像ができるかもしれませんね。

それでも、松本清張氏は、晩年に遺作となった「両像 森鴎外」を遺されています。松本清張氏が、これほど貪欲に「森鴎外」について、研究をされた理由はよく分かりません。

もしかしたら、夏目漱石と並ぶ文豪と呼ばれ、さらに医者としても軍医としてトップにまでなられ、さらにさらに語学も堪能で、20代の若い頃より才能を開花させた「森鴎外」に対して、44歳で芥川賞を受賞するまでは、下積み生活が長かったように思える松本清張にとっては“憧れ”があったのかもしれませんね。

また、或る「小倉日記」伝 が書かれた前年の昭和26年に、「森鴎外」の空白となっていた小倉時代の日記が発見されます。それが、「森鴎外」の小倉時代の調査を結実させることなく亡くなった実在の田上耕作氏を主人公として、そこに松本清張自身を映して書きたかったのかもしれません。

或る「小倉日記」伝は、ほか複数の短編を含む短編集となっています。どれも、人の心の見えにくいところを含めて映しだそうとしている内容となっていました。

読んでみて、よかったでした!

ではでは、また。

2012年5月 5日 (土)

平成22年版 厚生年金基金法令通達集その2

高い買物でしたが、今は手に入れて良かったと思っています!

Webでこれだけの情報を上手に入手することは、簡単には出来ないように思います。普通にググってみてもなかなかヒットしません。(自分だけかもしれませんが・・・ι(´Д`υ)アセアセ)

その点、キーワードに基づき目次を眺めていけば、知りたいことのほとんどを見つけ出すことができています!

Morisukeさん、本書を教えていただき、ありがとうございました!

Tonnyさんが紹介されていた通りに 『とても便利な一冊』でした!

Photo

なかなか頭には入っていかないのですが、めげずに繰り返し、繰り返しでいきたいと思います。

GW中のよかった本の一冊(当然、1878頁におよぶ超分厚い法令集ですので、読み切れるわけはございません・・・まだまだ拾い読みのレベルです。 ( ̄Д ̄;; )でした。

ではでは。

m(_ _)m

2012年5月 1日 (火)

写真をアップしてみました

写真を始めてアップしてみました。(^-^;

2012sakura2

2012sakura3

残念ながら関東での「桜」の季節はおわってしまいましたが、携帯電話に送っていただいた「桜」です。

小金井公園の「桜」になります。

とてもきれいです。B野さん、ありがとうございました!m(_ _)m

今年は、初めて靖国神社の「桜」、千鳥ヶ淵の「桜」を見ることができました!

これも、よかったです!(o^-^o)

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