平成23年度資格試験問題集を入手!
“自分の”書棚は、一つの本棚の“半分”の領土?なのですが、この資格試験問題集とテキスなどでほぼ一杯の状態。文庫本が入るところは少なく、溜まってくるとブックオフへという循環ですね。
それでも本は増えていきます・・・( ̄◆ ̄;)
さすがに資格試験問題集も昭和61、62、63年については、ア会のHpからpdfで入手可能となっていますので、処分をするようにしました。
(「経営」部分はpdfが無いようなので、切り取って残しました・・・せこい!?・・・)
昨年も同じ時期に平成22年度のものを入手しております。
昨年は、現行の平成18年度3月改定のテキストに記載の無い問題が多いことに驚いておりましたが、この点、今年は、これまでいろいろと教えていただいた皆様のおかげで、分かってきております。
ありがとうございます!m(_ _)m
ところで、問題集のなかに次の記載(青字箇所)がありました。
厚生年金基金、とくに総合設立の基金の財政運営に対する所見を求める解答例の最後です。
総合設立の基金が、引き続き、中小企業を中心とした企業年金制度として、公的年金を補完する老後の所得保障としての役割を果たしていくためには、各基金においてこれまで以上の努力が求められるだけでなく、同時に法整備などの見直しも行っていく必要がある。
このような難しい局面において、アクチュアリーは年金数理の専門家として、基金の主体性を尊重しつつも、基金の財政運営について“これまで以上”に積極的に助言を行うことが求められており、各基金が財政健全化に向けて具体的改善措置を検討し、実際に具体的改善措置を実施していく中で重要な役割を果たしていく必要がある。
総合設立の基金だけでなく、「厚生年金基金」全般にも通じるし、「厚生年金保険」全般、「公的年金」全般にまで通じて言えることでは、と思いました。
厚生年金加入事業所数、加入者数は、厚生労働省の最新情報では下表の通りでした。
なんとか加入事業所数では減少回避している中、踏ん張り時のように思います。
雇用保険加入事業所数が200万件以上ある中で、厚生年金加入事業所数は約175万件、まだまだ適切に推進をしていく必要があるように思います。
さらに「代行割れ」という問題を抱えている「厚生年金基金」についても・・・
<厚生年金保険の適用状況の推移>
平成17年度165万件 3,302万人
平成18年度168万件 3,379万人
平成19年度172万件 3,457万人
平成20年度174万件 3,444万人
平成21年度175万件 3,425万人
その僅かでも貢献できるように精進していきたいと思いました。 (^-^;
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