予定利率見直しは確定的!? その3
先月は、s-iwkさんに教えていただきました。ありがとうございました。m(_ _)m
今月も7月3日に、7月の10年国債応募者利回りが 0.836% と出ました。
あと8月、9月の2ヶ月と、いよいよカウントダウンですね。
残り2ヶ月で、平均1.196%以上とならなければ、来年4月の予定利率改定です。先月よりも、またハードルが高くなりました。
H21 H22 H23
2009 2010 2011
10月 1.257% 0.839% 0.995%
11月 1.441% 0.968% 1.025%
12月 1.246% 1.189% 1.085%
1月 1.339% 1.214% 0.965%
2月 1.348% 1.236% 0.963%
3月 1.329% 1.310% 0.973%
4月 1.397% 1.303% 1.007%
5月 1.321% 1.128% 0.863%
6月 1.283% 1.173% 0.856%
7月 1.116% 1.169% 0.836%
8月 1.060% 1.043% 1.196%
9月 1.049% 1.084% 1.196%
と、あと2ヶ月が平均1.196%以上となれば、
3年間の平均 1.133%となり、
この1.133%が「対象利率」となり、これを用いて以下のステップで「基準利率」を求めてみると、
①0%を超え1.0%以下の部分の9割 0.900%
②1.0%を超え2.0%以下の部分の7.5割 0.100%
③2.0%を超え6.0%以下の部分の5割 0.000%
基準利率(①+②+③) 1.000%
現在の予定利率1.5%との乖離 0.499%
財務省に掲載されています”日々”の国債金利情報でも、”日々”確実に下がっています・・・
10年
7月2日 0.831%
7月3日 0.819%
7月4日 0.819%
7月5日 0.810%
予定利率1%時代の到来でしょうか?( ̄Д ̄;;
「平成26年財政検証結果レポート」(厚生労働省年金局数理課)での“経済前提の設定”はどうなるのでしょうか?( ̄◆ ̄;)
失礼しました。m(_ _)m
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