「心がスーッと晴れる一日禅語」 (境野勝悟著) を読んで
心がスーッと晴れる、名前の通りの本でした!
ありがとうございました~!
目次より
朝一番にやる気が出る「一日禅語」~どんな日も「最高の一日」にする方法
1. 今日一日を精一杯生きる
2. 目覚めたら、昨日のことはスッパリ忘れる
3. 役に立つ人になる
4. 物事のいい面をみつける
5. じっと見つめる
目が見える。耳が聞こえる。舌が味わう。鼻がかぐ。手が動く。足があるく。人のあらゆる生命を司り、活動せしめているものを、禅では「空」(大自然)という。この「空」の力が自分にあることを確認し、感謝しよう。
6. 「ひとりぼっち」になる。孤独になる時間を確保すること。
7. 一杯のお茶を味わう
8. 「変わらないこと」が尊い
「尊いものは、何か」と問われ、「それは乾屎けつ(糞かきべら)だよ」と、答えた。古代は、乾いた薄いへらで糞を処理した。糞かきべらは、人から汚いものとして嫌われ、嫌われものの象徴とされながらも、泰然と、自分の仕事に、相変わらず打ち込んでいる。ほめられても、無視されても、けなされても・・・・・(雲門)
9. 世の中、「うまういかない」と覚悟する
10. こだわりを捨てる
11. まずは相手の話に同意する
12. 金も名誉も切りがない
13. 「自分はすごい」と気づく
14. 嫌な感情に巻き込まれない
15. いわなくていいことは口にしない
人づきあいがスッとラクになる「一日禅語」~「頑張る」よりも、「考え方」を変えてみる
1. まずは笑顔で話しかける
2. 「好き嫌い」にとらわれない
3. 「一緒にできること」をみつける
4. 水のようにさらりとつきあう
「淡交」がいい。淡く、軽くつきあう。ただし、挨拶だけは笑顔でする。
5. 一歩下がって考えてみる (正法眼蔵より、相田みつをさんの愛読書ですね)
6. たとえ、けなされても心を乱さない
7. 「人の悪口」をいう者は、報いを受ける
8. 「自分は自分、他人は他人」と割り切る
9. 見返りを期待しない。「無功徳」
10. 「一生で一度しか会えないもの」、一期一会とおもって、相手を認める。
11. 相手に深入りしない
12. 八方美人にならない
破れたわらじを大切にするように、無責任な他人の評価ばかりを気にして、身も心も疲れ果ててしまっては、何にもならないだろう。つまらぬ他人の目を大事にする前に、いま、あなたがやろうとしている仕事や修行を、もっと大切にすることだ。
13. 「大きい道」も「小さい道」も長安に通じる
14. やきもちをやく人は人生を楽しめない
15. 「もらい」の多い人、少ない人
「清風明月」、さわやかな風のような心。強欲のない清浄な月のような心という禅語だ。ただひたすら、毎日精一杯感謝して生活をしているような人には、必ず、手を差しのべてくれる人が出てくる。
仕事の迷いが一瞬で消える「一日禅語」~あせらず、あわてず、自分らしく
1. まずは「目の前の仕事」に精を出す
2. 毎日ひとつは、新しいことに挑戦する
「空華万行」。空華とは、花が咲かないことだ。万行とは、なんでもする、ということだ。だから「空華万行」とは、花が咲かなくても、つまり、うまくいかなくても、次々に決心をかためて、なんでもやってみる、ということだ。うまくいっても、いかなくても、そんなことは、ほんのちょっとの体験談だ。
3. えり好みしない
4. 「この人の役割は何だろう」
嫌いな人も、大きい目で見れば、許せる。
5. たった一歩の差が、天と地の差に
6. 成功への道は一直線ではない
7. 上手に休みをとる
8. セカセカ生きるのは、もうやめる
9. 一歩、一歩を踏みしめる
10. 「落ちる」ことを恐れない
禅的な生き方は、上へ上へ、もっともっと高く登っていくのではなく、人目にもあまりつかず、みんなから軽視される下へ下へと下っていくのである。目立たない社会的地位や仕事に安住することで、心は、常に、深く、広く、大きく、清らかに生きることを、望むのだ。
11. 自分の思い通りにしようとしない
12. 仕事や会社にとらわれない
お金がないときの「一日禅語」~だれがどう生きたって、最後は「ゼロ」
1. まるはだかで生きる。ゼロの心境に生きれば、心配なく楽しく前へ歩ける。
2. 乞食をしても、生きる。これが、禅の哲学だ。
3. 他人に頼らない
4. あせらない
逆境ほど、決して暗い気持ちで、あくせくと急いではいけない。晴れ渡った美しい青空の下の小道を、ゆっくりと歩くように、悠然と生きていこう・・・と。
5. 夢が実現しなくても、気にしない
6. 不幸の中に「面白み」を見つける
高杉晋作は、息を引きとるとき、「面白き、ことも無き世を面白く、住みなすものは、心なりけり」と、言い残している。面白くない世の中を、自分の心ひとつの持ち方で、面白くすることができると言う、歌意である。
7. 「安定」に満足しない
せっかく登りつめた頂点であっても、「もう一歩進んで、落ちてしまえ!出発点へ戻って、気持ちを新たにしろ!そうしないと、明日は開けてこないぞ!」と。
8. 「お金がなくても先は明るい」
9. いい結果も悪い結果も等しく受け入れる
10. 「一度、自分は死んだもの」と開き直る
11. 「自分なりの価値観」を持つ
12. 「自分は何のために生きているのか」と考える
いつも前向きにいられる「一日禅語」~ストレスを捨てるのは決して難しいことではない
1. 考えすぎない
2. 捨ててしまえ
クヨクヨしないこと。人生も、いつかは、全部捨てる。
3. ビクつかない
4. いつも「笑顔」を絶やさない
5. 大きな声を出してみる
6. 物事のいいところをひとつ見つける
7. ゆっくりと合掌する
8. 自分から「壁」をつくらない
9. ゆるめすぎず、張りすぎず
10. ひとりで山に登る
11. 積極的に外出する
12. 谷川のせせらぎを聞く
13. 思いがけない熱烈な人生が・・・・
「刻苦光明」。苦しみから逃げてはいけない。苦しみの中で、勇気を奮い起こす。自分を信じて努力しつづければ、思いがけない熱烈な人生が展開してくる。
14. 今日をクヨクヨ生きるを、嫌う
15. 八方ふさがりのときは、腹の底から怒鳴ってみる
生まれてよかったと思える「一日禅語」~いい気持ちで生きていく
1. いつでも「何とかなる」と思う
2. 「自分の中にいる仏さま」をイメージする
3. 自分の内面と対面する
4. 見栄を張らない
5. 「世間体」を気にしない
6. ネガティブな気持ちを捨てる
7. 「世間への執着」を捨てる
8. 「当たり前のこと」こそ、ありがたい。
眼横鼻直。目は横に並び、鼻は、縦にまっすぐについている。禅は、当たり前のことが、当たり前にあるがままに働いていることを、まず深く低頭し感謝せよ、と教えてくれる。
9. 昔のことを引きずらない
10. いま、ここに生きていることが尊い
11. 「龍となる人」はコツコツ泳ぐ
12. 何ものにも執着しない
13. 自分の能力を過信しない
14. まったく分からなかった欠点が、見えてくる
「弧明歴々」、孤独の中に、独自の光が歴々と清らかに自分に向かって輝く。そのとき、自分が、初めて、自律するのだ。
15. 他人の「恩恵」を自覚する
夜、ぐっすり眠るための「一日禅語」~「幸せへの道」は、すぐそばにある!
1. 恐れない
2. “毒”の正体を見極める
「貪」「瞋」「痴」「慢」(とん・じん・ち・まん)が禅の四毒
「欲しい、欲しい、欲しい」、「怒鳴り散らす」、「グチを言う」、「すぐおごり、人をけなす」こと。この四毒を克服すれば、安心してぐっすり休める。
3. 「過ぎること」ほど恐ろしいものはない
4. 自分を追いつめない
5. 人に求めない
役目が終わって一人になったら、自分一人で生きる。
6. 「トップに立とう」としない
7. 水面に映った月を見つめる
自分だけで生きていこうと思うと、不安になってしまうが、宇宙から無条件で守られていることに気づくと、楽になる。
8. 幸せは「モノ」から離れると見えてくる
見栄や欲望にさえとらわれなければ、人生は楽しい。乞食の生活が、ギリギリ最下級の生活をしていながら、みんな明るく仲が良いことは、すばらしい。
9. 今日できることは、今日する
莫妄想。明日は、明日の風が吹く。未来への誇大妄想は、自分を弱める。
10. 坐禅堂で香りを楽しむ。
花の香りは、仏さまのお使いだといわれる。香りに包まれて、深く安息してみること。
11. 人生の「名人」になる
上手に、楽しみを見つけて、生きること。人生の名人は、人生をいつも上手く楽しんで、苦悩を離脱する。「楽しみを以て憂いを忘る」(王陽明)
12. 人生は「安心」と「不安」の連続、と心得て生きる
坐禅で言われる、『無心に生きろ』とは、
「理屈抜きで、競争せず、安らかに普通に生きる」ことだそうです。
ありがとうございました~!!!
m(_ _)m
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