« 「急な青空」 (南木佳士著) を読んで | トップページ | 『儲けにつながる「会計の公式」』 (岩谷誠治著) を読んで »

2013年2月 2日 (土)

「フェイク」 (楡 周平著) を読んで

会社の方と『本』の話になり、

ライフネット生命の出口さんの本も共通項でしたが、「ハゲタカ」、「君たちに明日はない」シリーズでも共通点となり、同じように面白かったヨ、ということで、

 周平(にれ しゅうへい)氏、

歌野 晶午(うたの しょうご)氏を教えていただきました。

 

また、ブログでも、ご無沙汰をしている いとこより、SF作家の神林長平(かんばやし ちょうへい)氏をご紹介いただきました。

 

ありがとうございます!

 

どの作家の本とも、すべて読んだことがありませんでした。

作家のお名前も読めませんでした・・・( ̄○ ̄;)!

 

そこで、早速、ブックオフへ(本屋さんではなくて・・・) ( ̄○ ̄;)!

 

なんとなくですが、本を買うときは、本の裏表紙に書かれている「あらすじ」や、少し解説なども読んでみたりして、中身も読んでみたい! と思うものにしています。

 

また、最初なので、読みやすそうなところからと思い、楡 周平氏の「フェイク」(2004年)にしてみました。

 

「あらすじ」では、

岩崎陽一は、銀座の高級クラブ「クイーン」の新米ボーイ。昼夜逆転の長時間労働で月給わずか15万円。生活はとにかくきつい。そのうけ素人童貞とは誰にも言えない。ライバル店から移籍してきた摩耶ママは同年代で年収1億といわれる。破格の条件で彼女の運転手を務めることになったのはラッキーだったが、妙な仕事まで依頼されて・・・・・

情けない青春に終止符を打つ、起死回生の一発は炸裂するのか。

抱腹絶倒の傑作コン・ゲーム!

 

ちなみに、コン・ゲームとは、

con gameconfidence gameの略) 信用詐欺。取り込み詐欺師。相手を信用させて詐欺をはたらくこと。また、策略により騙したり騙されたり、ゲームのように二転三転するストーリーのミステリーのジャンル。

 

本の題名も「フェイク」(fake:模造品、いかさま師、偽造)ですので、コン・ゲームに通じていますよネ。

 

このジャンルでの傑作は、ジェフリー・アーチャーの『百万ドルをとり返せ!』、映画では『スティング』、国内では、真保裕一氏の『奪取』、石田衣良氏の『波の上の魔術師』などがあるそうです。

(すいません、どれもまだ読んだことはありませんが・・・)

 

なんとなく、スッと読めそうな気がしてので、早速購入。

 

そして、確かに、2日で読めました。

 

自分にとっては、新しいジャンルでしたので、とても新鮮であり、一攫千金の頭脳戦によるコン・ゲーム小説として、とても楽しめました。

ただ、もう一つ “何か” が欲しい、とも思いました。

 

 

なんなのだろう・・・

 

 

おそらく、自分にとって、となりますが、魅力ある「主人公」の不在なのかもしれません。

また、お金は大事だとは思うのですが、お金を“獲る”、“盗る” 話なので仕方がないとは思いますが、自分にとっては、フィット感が少し合わないところがありました。

 

もうしわけございません~! (*_ _)人ゴメンナサイ

 

「ハゲタカ」であれば、鷲津政彦。

「きみたちに明日はない」であれば、村上真介。

別に2人とも“聖人君子”なわけではありませんが、どことなく魅かれる「主人公」でした。

鷲津政彦にはお金を“獲る”ところがありますが、それが物語の中で第一ではなく、金融再生(経済再生)を示唆しようとしているところがあって、自分にとっては、おそらくそんなところが面白かったと感じたのだと思います。

 

「本」て、人それぞれに少しずつ「面白さ」がちがうようで、それがまた「面白い」ですネ。

 

ありがとうございました~!m(_ _)m

 

« 「急な青空」 (南木佳士著) を読んで | トップページ | 『儲けにつながる「会計の公式」』 (岩谷誠治著) を読んで »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

どもどもこんばんは!

先日のコメントでは、いきなり三部作をご紹介しましたが、他に同氏の好きな作品を紹介します。


「死して咲く花、実のある夢」
時は近未来「ネコさがし」のコード名を与えられた情報軍の三名の兵士は、産業廃棄物に埋もれ、平野と化した信州で作戦行動を行っていた。隊長・降旗少尉は、二人の部下に対して重大な発表をする。「いろいろ考えてみるに、我々が今いるところは、死後の世界であるという見方が一番現実的である」と。


「魂の駆動体」
人々が意識だけの存在として仮想空間へと移住しはじめた近未来。養老院に暮らす「私」は、確かな生の実感をとりもどすため、友人の子安とともに理想のクルマを設計する。いっぽう遙かな遠未来。太古に存在した人類の文化を研究する翼人のキリアは、遺跡で発掘された設計図をもとに、あるクルマの製作を開始するが…。機械と人間の関係を追究してきた著者が、“魂の駆動体”たるクルマと自由な精神の解放を謳う現代の寓話。


この二作はハードSFですが、内容的にはハードではないのでどなたでも楽しめるものだと思います。清々しさとともに、心温まるストーリーです。


同氏の他作品は癖の強いものも多いのでご注意ください(汗
考えてみれば、三部作の前にまずは一冊試して気に入ってからの方が良い気がしたので…。
気が向いたら読んでみてくださいませ(´ー`)

とっても詳しい解説・コメント、 ありがとうございます!
これらが、SF「(Science Fiction)は自然科学的な根拠に基づいた空想小説」、なんでしょうね
そして、「清々しさとともに、心温まるストーリー」というところが、気になりますね。

機会見つけて、読んでみたいと思います。

ありがとうございました!
m(_ _)m

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1331845/49130541

この記事へのトラックバック一覧です: 「フェイク」 (楡 周平著) を読んで:

« 「急な青空」 (南木佳士著) を読んで | トップページ | 『儲けにつながる「会計の公式」』 (岩谷誠治著) を読んで »

フォト
2017年6月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

最近のトラックバック

ウェブページ

ライフネット生命

無料ブログはココログ

Twitter

  • twitter