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2013年5月

2013年5月25日 (土)

今週はアク研で、充実!

22日(水)は朝から夜まで、とあるプロジェクト開始に向けたベンダープレゼンテーションがあり、いつもと違う仕事にお疲れモードでしたが、その後のJPACでのグループ勉強会と勉強後の一杯でリフレッシュすることができました。ありがとうございました! m(_ _)m

本日25日(土)のアク研は、前回に比べて全体の人数が更に多く、とても活気があって良かったと思います!

マーさんが、年金2次の勉強会のあと、数学の講師、そして損保数理の講師と八面六臂でご活躍をされていました。 別の部屋を外から覗いてみれば、actuaryjpさんがCERAの講師、生保2次では教室狭しと?多くの方が参加をされているようでした。

元気をいただきながら、すいません、途中で失礼をさせていただきました。中高年、集中力続かず・・・!?

イカン、自分ももっと気合いを入れないといけません。 (+*´Д`)

がんばろう! ガンバルo(>`ω´<)oジョーッッ!!

 

こちらは、本日話題となったDBの実務基準、全89頁。DCは無いようです。

http://www.jscpa.or.jp/database/pension/index.html

 

そしたら、厚生年金基金の実務基準も4月に改定されているんですね。

こちらはなんと212頁・・・w(o)w

http://www.jscpa.or.jp/database/fund/index.html

 

そしたら、そしたら、「年金は本当にもらえるのか?」の鈴木亘氏のコラム、

「年金積立金、本当はいくら残っているのか」がありました。

今年までの実績を踏まえて「平成26年財政検証結果レポート-国民年金及び厚生年金に係る財政の現況及び見通し」が作成されることになると思いますが、厳しい結果が予測されるのではないでしょうか。怖い・・・

http://agora-web.jp/archives/1444129.html

m(_ _)m
 

2013年5月19日 (日)

「草枕」 (著者 夏目漱石) を読んで

1906 年(明治 39)、漱石39歳のときの作品。

 

“非人情”(不人情ということではない。義理人情の世界から超越して、それにわずらわされないこと。また、そのさま。夏目漱石が「草枕」で説いた境地)の“出世間的”1. 仏語。俗世間の煩悩(ぼんのう)から脱して悟りの境界に入ること。 2. 世間の俗事から離れて超然としていること)な芸術論を述べる。「俳句的小説」。

 

(あらすじ)

主人公は世俗を厭い“非人情”を生きる旅の絵描き。ふらりと立ち寄った那古井の温泉宿で出戻り娘の那美と出会う。気まぐれな行動に戸惑いながらも「余」は彼女の才知と美貌に芸術的な感銘を受けずにいられない。那美に「絵を描いて欲しい」と言われ「今描くには少し足りない所がある」と答えた「余」だったが、駅のホームで別れた夫と偶然再会し「憐れ」の表情を浮かべる那美を見て彼は胸中に一枚の絵を完成させるのだった。

漱石の透徹した審美眼によって描き出される“非人情”の世界。逗留地の自然、人々の描写が、西洋的な感覚とはおよそかけ離れた、幽玄的で禅的で俳句的で「東洋的」「日本人的」な意味合いでの美しさを感じさせる。洗練されていて、野暮ったさが微塵もない。

 

俗界を離れた仙人のような生活を賛美した小説かと思い込んでいたら、どうもそうではないようである。すぐそばに『現実=戦争』があったりもしている。その現実性は、画工によって“想像的なもの”に回収されたりもするのですが・・・

 

(「草枕」とは)

・万葉集における「旅」と旅の形容詞「草枕」

・旅先で、草で仮に編んだ枕の意から「旅寝」すること。旅先でのわびしい宿り。

 

この本、狭い本棚で熟成に熟成を重ねて、今回、ようやく読了。

 

「こう開けて、開いたところをいい加減に読んでるんです。小説なんて、そうして読むほうが面白いです。」と草枕の中で主人公が言っています。

 

そんな本なのかもしれません。

凡人には分かり難いところがあるのかもしれません。

 

また、松岡正剛氏の千夜千冊では、次のように書かれていました。

実はこのころほぼ同時に書いた異様な『夢十夜』こそは、『草枕』と重ねて漱石の最も深い部分の言葉の音楽とみるべきであるのだが、いまはこのことにはふれないでおく。

 いずれにしても『草枕』は、漱石も本当のところはこんなふうに暮らしていたかったという原郷をしたためた文章なのである。漱石自身も次のように語っていた。「こんな小説は天地開闢以来類のないものです」。また曰く、「この種の小説は未だ西洋にもないやうだ。日本には無論ない。それが日本に出来るとすれば、先づ、小説界に於ける新しい運動が、日本から起つたといへるのだ」というふうに。

 

 

戦死者が激増する現実、その様な戦争を生み出す世間、それに対して、夏にまで鳴く山村の鶯(ウグイス)、田舎の人々との他愛のない会話などをとおして、芸術や文学について論じ漱石の感じる世間の波間の中の日本人がつづられている。

 

"The Three-Cornered World" は、アラン・ターニー (Alan Turney) が「草枕」の英訳に付けた題名である。ターニーは序文で「“草枕”を直訳すると The Grass Pillow になるがそれでは意味をなさない為、この作品のテーマと考えられる一部分を題名にした」といった意味の事を書いている。これは「三」にある「して見ると四角な世界から常識と名のつく、一角を磨滅して、三角のうちに住むのを芸術家と呼んでもよかろう」を踏まえたものである。

戦争を是とすることが“常識”なのか、アイロニーをまじえているのか、興味深い、訳し方だと思いました。

 

余裕派(人生に対して余裕を持って望み、高踏的(世俗を超越して、孤高を保っているさま)な見方で物事を捉えるという、「低徊趣味的(俗世間にまみれず、心にゆとりをもって人生をながめ味わおうとする態度のこと。)低回とも書く。」(漱石の造語)な要素を含む。)」と称せられた初期の作品。

 

この時点では、夏目漱石自身も“高踏的”、“低徊趣味的”であったのかもしれませんが、今後の日本について“憂い”は持たれていたように思います。

 

そして、

憂患を体験し、悩み抜いてきて初めて、人物も余裕も出来てくる。【安岡正篤】

とあります。「夏目漱石」は、ここへも通じてくるように思えますね・・・

 

夏目漱石は晩年に、『則天去私』と言われているそうです。

『則天去私』とは

小さな私にとらわれず、身を天地自然にゆだねて生きて行くこと。

「則天」は天地自然の法則や普遍的な妥当性に従うこと。「去私」は私心を捨て去ること。

 

39歳の夏目漱石、そこへの過程の本となるのでしょうか。

 

ありがとうございました。

 m(_ _)m

2013年5月18日 (土)

生命保険講座「生命保険会計」より

生命保険講座 生命保険会計より、「退職給付会計」について、前回のブログを補足する点がないかナ、と思い確認をしてみました。

 

当然に「会計のことが面白いほどわかる本(会計基準の理解編)」の方が詳しいわけでしたが、次の1点、“経過措置”の記載がありましたので、記録しておきたいと思います。

 

≪法人税法上の退職給与引当金≫

平成14年度の税法改正により、従来は一定限度まで損金算入が認められていた「退職給与引当金制度」が廃止となった。

なお、この廃止に伴って設けられた経過措置では、従来から損金算入してきた「退職給与引当金」の金額は、大法人については、平成14年度から4年間で取り崩し“益金”に算入することとなった。

(中小法人は10年で取り崩し)

 

国税庁Hpにも、同様の記載があるのですね。

ところで、やっぱり課税対象とする時は「国税庁」側が出されるんですネ・・・オモシロイですよネ。

http://www.nta.go.jp/taxanswer/hojin/5523.htm

 

平成25331日で、最大10年の経過措置期間終了により、いまの会計では「退職給与引当金」勘定が名実ともに?なくなっているんですね。

 

ありがとうございました!

m(_ _)m

2013年5月11日 (土)

「会計のことが面白いほどわかる本(会計基準の理解編)」 天野敦之著 を読んで

アク研 マーさんの推薦書籍となります。

 

「退職給付会計」について、基本から理解したいと思い、読ませていただきました。

ありがとうございました!

 

最初に『儲けにつながる「会計の公式」』では、儲けにつながる話ではないからでしょうか、貸借対照表の例示で、固定負債の中に“退職給付引当金”は出てきますが、とくに説明はありませんでした。

 

『決算書がおもしろいほどわかる本』では、次の説明まででした。

退職給付引当金は固定負債

「退職給付引当金」についても、ほぼ賞与引当金と同様の事が言えます。退職金は長期間の勤務をしたことに対する報酬としての意味を持っています。退職金を支給したその年度に一度にその金額が発生したのでなく、毎年毎年徐々に退職金が積み重ねられてきたと考えるのが自然でしょう。

将来支払うだろうと推定される退職金を計算し(実際の計算は非常に複雑です)、現在まで積み立てるべき金額と、実際に退職金として用意したある金額との差額、つまり準備不足の金額が“退職給付引当金”です。

“賞与引当金”、“退職給付引当金”は、未払賞与、未払退職金(これらはすでに金額の確定した負債です)とおなじような性格を持っていますので、「負債性引当金」と呼ばれています。ただし、賞与引当金は流動負債、退職給付引当金は固定負債である点に違いがあります。

 

それでは、本書では。

退職給付会計では、

退職金に関するお金の動きを「退職給付引当金」で処理し

退職金に関する費用の発生を「退職給付費用」で処理する。

退職給付会計では、勘定科目は2つしか登場しない。

 

(借方)退職給付費用、(貸方)退職給付引当金 となる。

 

「退職給付債務」とは、退職給付見込額のうち、すでに従業員が働いた期間に対応する分を現在価値に割り引いたもの。

「年金資産」とは、これまで退職金の支払に備えて積み立ててきた分

 

「退職給付債務」-「年金資産」(時価評価)=「退職給付引当金」

 

「退職給付費用」は、いくつかの要素で構成されているが、主たるものは、従業員の働きを意味する「勤務費用」である。

具体的には、6つの構成要素からなる。

「退職給付費用」=「勤務費用」+「会計基準変更時差異の当期費用化分」+

「過去勤務債務の当期費用化分」+「数理計算上の差異の当期費用化分」+

「利息費用」-「期待運用収益相当額」

 

1.勤務費用:従業員の働きによって発生する退職金の費用

 

2.会計基準変更時差異:退職給付会計制度導入に伴って生じた不足部分を会計基準変更時差異といい、これを費用処理したものが退職給付費用の一部になる。この差異を15年かけて費用化することが可能。

※これから、退職給付会計を適用する場合は、即時償却とない、会計基準変更時差異を利用できない。(退職給付会計の知識第2P56

 

3.過去勤務債務:(少し長い説明でしたので、従業員の過去分の勤務債務と、言葉通りとしておきます)

 

4.数理計算上の差異:運用が予想通りにいかないために発生した不足分

 

5.利息費用:(ここはあまり説明がありませんでした。イメージとして「予定利息」としておきます)

 

6.期待運用収益相当額:(利息費用を越えて)運用によって得られる収益

 

 

最後に、IFRSについて。 

IFRSInternational Financial Reporting Standards)とは、国際会計基準審議会(IASB)によって設定された会計基準の総称です。従来、会計制度は国ごとに異なるのが当然と考えられてきました。しかし資本市場のグローバル化に伴い、各国で採用している会計基準では国際間比較は困難であり、会計基準の国際的統一が模索されてきます。2005年より、EU域内市場での統一基準として採用されたIFRSは、世界110カ国以上で採用されている会計基準。IFRSを全面的に採用(アダプション)していない国や地域でも、IFRSと自国会計基準との差異を無くすコンバージェンスプロセスや、IFRSの一部を自国会計基準に取り込むエンドースメントプロセスを進めているのが現状です。このように、国際的な会計基準として確たる地位を占めているのが、IFRSなのです。 

日本では、20103月期からIFRSの「任意適用」が認められています。任意適用企業が着々と増加する中、将来の上場企業への適用が義務づけに向けた議論が進んでいます。(IFRS HPより)

 

2015-2016年、上場企業への強制適用開始予定。(退職給付会計の知識第2P211

 

IFRSが導入されるのは、投資家がどの国の会社も同じルールで作成された会計数値をもとに投資の判断をしたい、というのが発端。

非上場の会社は、投資家の投資対象にならないから、そもそもIFRSの範囲外と。

 

以上、分かりやすかったと思います。ありがとうございました!

 

さあ、ここで、「退職給付会計の知識第2版」を読み直すと、もう少し理解を深められるのかもしれませんネ。

ふっ~。

m(_ _)m
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2013年5月 6日 (月)

GWもついに最終日

最近、仕事が忙しい状況のため、明日からのクイックスタートに備えて?午後から少し会社へ行ってきました・・・でも、結局、書類整理、机のまわりの整理整頓くらいで終わらせてしまいましたが・・・(^-^;

 

帰りは、天気も良かったので(夕方には雷がありましたが)皇居周辺を散策。「皇居東御苑」では、北桔橋門から大手門へ通り抜けて帰ってきました。

 

「皇居東御苑」(“こうきょひがしぎょえん”と、そのままに読むそうですが、最初、“とうぎょえん”と思ったのは僕だけでしょうか・・・)\(;゚∇゚)/

東京のど真ん中に、これだけの自然があることには、あらためてビックリしました。

江戸城天守閣跡となる天守台石垣にも登ってきました。見晴らしは・・・やはり都会の真ん中ですからネ・・・目に入る周りのビル群の方が高いです・・・。

でも、二の丸庭園はとてもきれいに整えられており、とてもよかったですヨ。

大手門から皇居を出ると、そこは自然の中から都会のジャングルに戻された感じがしました。

 

皇居の周りをマラソンされている方が多いのに、またビックリでした。

どこから来られているのだろうという素朴な疑問も湧きました。マラソン好きの人がみなこの辺りに住まわれているのかな、と。

すると、皇居周辺には、“銭湯”、“シャワー付き施設”がいくつかあって、遠方から来られる方にも対応できるようになっているんですね。

一度、走ってみたくなりました。

--- ==ΞΞ ((((((((≧▽≦)

 

さあ、明日から仕事再開ですネ。がんばっていきましょう!勉強も!ですネ。

♪ε=ε=(^0^)ノガンバァ☆☆

 

2013年5月 5日 (日)

利回りや株式相場に影響されない・リスク回避の企業年金設計 JPアクチュアリーコンサルティング(株) を読んで

これまた、「退職給付会計の知識」同様に、まだまだ知識が足りないことを痛感しましたが、GWの間で、なんとか一通り読んでみました。 (;^_^A アセアセ・・・

 

「読書百遍意自ずから通ず」を信じていきたいと思います。

あれっ、生保1、2共に、百遍越えていたかも・・・∑(; ̄□ ̄A

 

少しメモをしておこうと思います。

 

~雇用環境の変化について~

高度経済成長時代の“年功序列型賃金制度”や“終身雇用制度”から、バブル崩壊以降、会社全体や個々人のパフォーマンスに連動した「成果主義型賃金体系」への移行が加速。

「成果主義型賃金体系」というのは、成果に見合う報酬はその時に支払う、短期清算型の賃金制度であるが、退職金・年金についても同様の変化がもたらされた。「最終給与」が「最高給与」でなくなると、退職時の給与に基づいて退職金を決定する伝統的な退職金制度はメッセージ性を失い、短期決済型の賃金制度との整合性を取るべく、「ポイント制」 退職給付制度へ移行する企業が増えた。退職給付の算定基礎を給与から切り離し、職能資格や役職、勤続年数等に応じたポイントに切り替えることで、ベースアップ等による債務の自動的増加を回避でき、また、毎年の貢献を累積していくことで透明性が高まった。

 

~退職金の性質、その目的は次の説を併せ持って発展してきた。~

・功労報償説

・老後所得保障説

・賃金後払説

現在は、いったん退職金を労働協約等に定めれば、その債務性については明確である。そこで、賃金後払説による給付と考えられている。

 

DCDefined Contribution Plan、日本版401k、確定拠出年金)」とは。129頁~。

DCにおける、従業員による「マッチング拠出」(20121月から可能となった)について。157頁~。

DCCBの比較についても、分かりやすく書かれていました。87頁~、103頁~。

そして、「CB」と「社内CB」の比較についても。90頁~

 

CB(キャッシュバランスプラン/Cash balance plan)」とは。99頁~、119頁~

CBの一番の特徴として、「PBO変動リスクを抑制できる」(予測給付債務(Projected Benefit Obligation)。 予測給付債務とは、将来の昇給、退職、死亡の確率などを考慮して計算される退職給付債務を今のお金の価値に換算したも)と言う点があげられる、など。

 

CB類似型」とは。102頁~。

CBでは従来の給付カーブ(S字カーブ=ロジスティック曲線)と形状が異なるため、「CB類似型」は加入期間中の退職一時金額を変更せず、退職以降の利息の取扱いだけを変更したもの。「CB類似型」は、どちらかといえば退職金を年金化することのリスクを抑える仕組みと言える。

 

ポータビリティについて。143頁~。

参考) 過去のポータビリティについてのブログより

http://life-insurance2.cocolog-nifty.com/blog/2012/11/post-915e.html

 

≪今後について≫ 160頁~、200頁~。

DC:加入者423万人、資産規模約6兆円。

DB:加入者約750万人、資産規模約45兆円

厚生年金基金:約400万人、資産規模約26兆円 

DCは、DBや厚生年金基金の資産残高に比べると、差はまだまだ大きいが、まだまだ拡大の余地がある。今後、厚生年金基金のあり方の方向性が確定すれば、さらにDC移行の契機が訪れるかもしれない。

世界的に見ても企業年金制度はDBからDCへ、主役交代の傾向にある。それは、平均寿命の伸長、経済成長の鈍化、不安定な市場環境、会計基準のグローバル化、企業年金の積立基準の厳格化による制度維持コストの増加、雇用の流動化、各国共通の要因に起因している。かつて好景気の時代には、コントリビューションホリデー(事業主(法人)及び基金の資産運用の成功により、積立余剰となった結果、一時的に掛金を止めること。)を享受したDBも、予想以上のペースで進む長寿化により拡大する年金債務が、企業財務や株価にまで影響を及ぼすようになり、DCプランへの移行が加速している。

その一方で、

2001年度から2011年度までの企業年金の単純平均利回りは1.4%程度であり、DCの平均利回りはこれを下回るものと思われる。現時点で両者の差はそれほど大きくはないが、市場の低迷やDCにおける元本確保商品の多さによることに起因していると思われる。

DCにおける制度的欠点として、平均的にはDBに比べて運用知識が低いこと、および小口投資による管理コストの高さが上げられる。

 

w( ̄△ ̄;)wおおっ! 確かに、自分もDC3年定期だし・・・(-。-;)

 

厚生年金基金制度に関する専門委員会(社会保障審議会年金部会)において、「集団型DC」、「実績分配型CB」といった制度も提案されている。こうしたDCの弱点を克服できるような制度となれば、年金資産の増加につながっていくだろう。

「実績分配型CB」についても、DCの代替制度や総合型企業年金制度としては有効であり、企業年金は益々多様化していく可能性が高い。

 

`s(';) エートォ

今年3月にまとめられた、社会保障審議会年金部会、厚生年金基金制度に関する専門委員会による『「厚生年金基金制度の見直しについて(試案)」に関する意見』には、「キャッシュバランスプランの給付設計の弾力化」、「集団運用型(DC)」の記載はあるものの、個別事項についての意見として、参考に留まっているようですね。

まだ少し時間がかかるようですね。(-_-)ウーム

 

もっと血肉になるまで、身につけたいですね。がんばろ~!(*゚▽゚)/

 

過去のキャッシュバランスプランについてのブログより、参考メモ

「キャッシュバランスプラン」は万能?

http://life-insurance2.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/post-da5f.html

Actuarial Mathematics for Life Contingent Risksの書評 を読んで

http://life-insurance2.cocolog-nifty.com/blog/2012/07/actuarial-mathe.html

 

ありがとうございました! m(_ _)m

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2013年5月 3日 (金)

「あん」 ドリアン助川/明川哲也著 を読んで

「誰にも、この世に生まれてきた意味がある」。

「どんな人も、どんな人生にも、この世界に生まれてきたことに意味がある。」

 

禅の哲学でも、どんなことがあっても(もう体力も気力も失せた、不幸のどん底にあっても)「乞食をしても、生きる」がありますが、それにも通じているように思いました。

 

そして、人は「生かされている」と言うことにも通じているように思いました。

 

とてもよかったと思います。半日で読了!感動でした!

 

自分にとっての “こころの4部作” ができました! 

どれも「生きる」ことの大切さを示唆してくれています。ありがとうございました!

 

フランクル氏の「夜と霧」。

37歳から40歳までの約3年間の強制収容所でのフランクル氏自身の体験から記された本。

“生きる”こと、そして、「それでも人生にイエスと言う」へつながるように思っています。

 

石原吉郎氏の「望郷と海」。

終戦のはずの1945年から1953年までの約8年間の強制収容所での石原氏自身の体験から記された本。

残念ながら、石原氏は1977年に自宅の浴槽の中で亡くなられています。大量のアルコール摂取後の入浴による急性心不全といわれており、自殺行為に近かったのかもしれません。

また、本自体も絶版本となり、公営図書館等から借りる道のみと思います。自分も図書館で借りて読み、そしてコピーしちゃいました。

と、ここまで書いて、調べたところ、みすず書房から、単行本になって昨年再版されているようです。

 

北条民雄氏の「いのちの初夜」

「あん」と同じく、ハンセン病による世間からの隔離を通じてハンセン病患者でもある北条氏が記された本となります。北条氏はハンセン病で、1937年に24歳の若さで亡くなられています。

「いのちの初夜」は青空文庫から入手可能です。

http://www.aozora.gr.jp/cards/000997/files/398_42319.html

 

そして、今回のドリアン助川/明川哲也氏の「あん」となります。

 

「あん」、主な登場人物、

・どら焼きや「どら春」の雇われ店長、辻井千太郎。若い頃には、大麻の売買に関わり塀の中に2年間入っていたという過去に傷を持つ、生き方下手の中高年。

14歳から亡くなられるまでハンセン病施設で生活をしてきた吉井徳江おばあちゃん。そして、親孝行できずに亡くなった店長の母親と同じ世代になります。

・アパートに母親と二人で暮らす貧乏中学生のワカナちゃん

 

ハンセン病による差別の歴史は古く、鎌倉時代まで遡るようです。ただし、差別がエスカレートするのは昭和に入ってからとなるようです。そして、途中、新薬プロミンの発明(アメリカ 1943(昭和18)年)により、それが、日本では、終戦後の1947(昭和22)年に使用できるようになり、治る時代へと進みながらも、「『らい予防法』廃止に関する法律」の成立する1996(平成8年)41日まで、差別は続いたと言えるのではないでしょうか。なんとなく、さみしくなりますネ。

 

そんな中でも、たくましく生きてこられた、徳江おばあちゃん。

千太郎店長、ワカナちゃんと同じく、とても元気づけられました!

 

ありがとうございました~!

 

これまで適当なところが多かった千太郎が徳江おばあちゃんと一緒に“一生懸命”どら焼きやの仕事をした後に、

「望んで就いた仕事ではない。早く自由(早く借金を返して、この仕事を辞めたい)になりたい。そればかり願っている。なのに、ひとつの峠を越えたような達成感があった。そこに千太郎は戸惑いを覚えた。小さくばんざいをしたいような、なんだかややこしくなってきたような・・・

 

千太郎と徳江おばあちゃんの会話で、

「恥ずかし話ですけど、俺、きちんと生きてきたわけじゃないんです。どうしたらいいのか分からないまま来ちゃったというか。昔は物書きになろうなんて思ったこともあったのに。なにをしてもだめで。もっとも、このところは文字すらも書いていないんで、ただの怠け者だってことが分かりました。それでいて、どら焼きの方でプロになったわけでもない。」

「でも、休まずにやっているじゃないの!」

 

徳江おばあちゃんが千太郎店長に宛てた手紙をドリアン助川氏が朗読をされています。「あん」のエッセンスになると思います。コチラです。

愛知県新城市の桜 ドリアン助川 小説「あん」朗読

http://www.youtube.com/watch?v=FPgWjG52ePA

 

ほかの方の感想もご紹介!

*******

私は『あん』を読んで、氏のエッセイ『ゲーテのコトバ (ゲーテビジネス新書)の中のフェデリコ・フェリーニの『道』を引用した一節を思い出した。

 

「この石がなんのためにここにあるのか、ぼくらには、わからない。でも、なにかのためにあるんだよ。神様だけが知っている」…勢いのある者たちがついつい見落としてしまいそうなもの。権力を持つ者たちが踏みつぶしてしまいそうなもの。そうしたもののなかに、人の物語がある。…たとえ今のあなたが、誰も振り向いてはくれない石ころのような存在であったとしても、あなたのなかに人類のすべてがあるのだから、自らを卑下する必要はない。あなたに宿る普遍的なものとともに、そっと息を合わせるだけでいい。

千太郎、徳江、ワカナの3人のように、誰しもそれぞれ「事情」を抱え、時には悩み、苦しみながら生きている。でも、満月の光は皆に届いている。決して希望を失ってはいけない。そんな勇気と優しさをもらった気がする。

今夜は、どら焼きを食べながら散歩をしようと思います。

*******

 

さいごに、

ドリアン助川『あん』発売記念イベント「トーク×人生相談×朗読LIVE

http://www.youtube.com/watch?v=OIws5RG-CF8

 

ありがとうございました!こころが満足です!

m(_ _)m

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