アク研より
今回もお疲れさまでした! 毎回、大盛況ですネ!
今回は、自分が計算問題に付いていけず、今日はあたまを整理してみました。
やっぱり、仲間で勉強ができることは、イイですネ!
ちょっと整理したところをメモ。
H24問題3より
(1)確定給付企業年金制度を一部減額し、確定拠出年金制度へ移行する場合、確定拠出年金制度への移換相当額、掛金の一括拠出額の算定方法について簡記しなさい。
⇒解答参照。ほか、関連箇所として。
・JPAC本 P153~
・法117条~
・令89条、90条、91条
・規則87条の2、88条、141条の2
(2)確定給付企業年金制度を一部減額し、確定拠出年金制度へ移行する場合、確定拠出年金制度への「移換相当額」、「掛金の一括拠出額」の算定方法について簡記しなさい。
40% DC移行 60% DBに残る
数理債務 ①400 |
数理債務 ②600
|
最低積立基準額 ③1,600
|
最低積立基準額 ④2,400
|
年金資産 ⑤2,800 |
年金資産 ⑥4,200
|
(単位:百万)
よって、
移換相当額は、③+⑤=4,400(百万円)
掛金の一括拠出額は、③の1,600(百万円)
※参考:改正前の場合の掛金の一括拠出額は、①+③+④=4,400(百万円)
(3)退職給付会計における、確定拠出年金制度への移換相当額、掛金の一括拠出額を計算しなさい。
As is
引当金 5,000 |
退職給付債務 PBO 15,000 |
未認識債務 3,000 |
|
年金資産 F 7,000 |
40%をDCへ、60%がDBに残る
年金資産は、7,000から、(1)より4,400が移換されるため、7,000-4,400=2,600となる。
引当金は、退職給付債務9,000(60%)-未認識債務1,800(60%)-年金資産2,600=4,600となる。
よって、
引当金は、5,000-4,600=400の益となる。
引当金 4,600=9,000-1,800-2,600 |
退職給付債務 PBO 9,000 (60%) |
未認識債務 1,800 (60%) |
|
年金資産 F 2,600=7,000-4,400 |
続きは、アク研HPの「年金」へ掲載をさせていただきました!
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ではでは、また。m(_ _)m
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