« 「オー!ファーザー」、理系の視点から!? | トップページ | 新橋で「研修」!? »

2013年8月 3日 (土)

映画「風立ちぬ」 を鑑賞!

 

感想として、この映画では、間接的に「非戦」を言いたいように思いました。

 

「火垂るの墓」のように直接的過ぎると、あまりにも悲しすぎてしまう。

映画という“エンターテイメント”として考えたとき、そこに、零戦を設計した「堀越二郎」の生涯に堀辰夫の恋物語『風立ちぬ』を組み合わせて、ある意味で“綺麗”に仕上げた映画なのでは?と思いました。

 

例えば、

映画では、「戦争」の場面は出てきません。映画の最後では、時計は戦後となり、二郎が語っていました。

結核となってしまった恋人、菜穂子の最期も出てきません。「美しいままの私」だけを見せて療養所へ帰っていきます。

また、「大正から昭和へ、1920年代の日本は、不景気と貧乏でまことに生きるのが辛い時代。」 実際にそうであったと思っていますが、二郎と菜穂子の周りの世界は、どちらかと言えば裕福な世界であり、衣食住の苦労は出てきません。

映画の中では、「関東大震災(1923年(大正12年)91日)」も出てきました。

「スゴい」画像で出てきますが、それでも地震と火事までで、火事により多くの人々が亡くなった現場、さらに、強盗・略奪、「朝鮮人虐殺事件」まで、日本人は起こしています。そのような事は微塵も出てきませんでした。

※吉村昭氏著「関東大震災」より

 

「非戦」を言うために、“悲惨さ”、“凄惨さ”で伝えるのではなく、“綺麗”に伝える。

そうしなければ、戦争がいけないことであることを、より多くの人たちに伝えられないから、そのような苦慮を感じました。

 

そこで、映画の中では、「矛盾」という言葉も出てきました。

例えば、

戦争の目的で必要とされている飛行機、戦争には反対だけれども飛行機の設計に夢中になる“矛盾”。

二郎は、結核の菜穂子を愛し、ずっと一緒にいたいと思いながら、飛行機(仕事)にも夢中になる“矛盾“。など。

 

映画の中で、唯一と言える凄惨な映像はゼロ戦の亡骸のみと思います。

写真を貼っておきます。

24106093

ゼロ戦の生産数は約1万機となるそうです。戦後、約1000機は無事だったそうです。

関東大震災では、亡くなられた方、約10万人となります。

第2次世界大戦での日本の戦死者は約240万人となります。

 

どのような時代であっても、どのようなことがあっても、いのちある限りは精一杯生きようじゃないか!

ポスターにある「風立ちぬ、いざ生きめやも」とは、「風が出てきた、さあ、生きようじゃないか」という意となるそうです。

精一杯生きれば、生きがいを感じられる、そんな世の中であって欲しいと思いました。

 

やはり戦争はよろしくない、と思いますよネ。

宮崎駿・スタジオジブリからも、配信が出ていますネ。

http://www.ghibli.jp/10info/009354.html

非戦論者Adlerでした。ありがとうございました。

 

m(_ _)m

 

堀辰雄氏の「風立ちぬ」については、読んだことがありませんが、コチラをチラ見してみました。

 

松岡正剛氏千夜千冊より

http://1000ya.isis.ne.jp/0641.html

 

青空文庫より、堀辰雄著「風立ちぬ」

http://www.aozora.gr.jp/cards/001030/files/4803_14204.html

24106117

« 「オー!ファーザー」、理系の視点から!? | トップページ | 新橋で「研修」!? »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1331845/52724406

この記事へのトラックバック一覧です: 映画「風立ちぬ」 を鑑賞!:

« 「オー!ファーザー」、理系の視点から!? | トップページ | 新橋で「研修」!? »

フォト
2017年5月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

最近のトラックバック

ウェブページ

ライフネット生命

無料ブログはココログ

Twitter

  • twitter