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2013年9月16日 (月)

ドラッカーと年金基金

ピーター・F・ドラッカー氏が「年金」についても関係されていたとは知りませんでした。(-;)

『年金基金革命』という本まで出されているのですネ。

最初は1976年に出版(この時は『見えざる革命』という名で出版)されて、時代を先取りし過ぎたのか、この時はあまり受け入れられず、1996年に『年金基金革命』と改題して再出版して、ベストセラーになっているそうです。

 

知りませんでした・・・(-;)

 

少し覗いてみると、 

(ドラッカー自伝(日経ビジネス文庫)より抜粋)

 

「社会主義は労働者による生産手段の所有と定義できる。これは最も伝統的な定義であるとともに唯一の厳格な定義でもある。このように定義すれば、米国こそ史上発の社会主義国家だ」

ドラッカーは1976年に出版した『見えざる革命』はこんな刺激的な内容で始まる。カール・マルクスの夢は世界最大の資本主義国家である米国で実現したというのだ。

カール・マルクスと言えば、19世紀において、富の不平等是正、弱者保護など「社会主義」の理念を歴史に残した経済学者でしたからネ♪

当時、ゼネラル・モータース(GM)のCEO ウイルソンの指導の下でGMが新しい年金制度の創設を決めたのが、1950年。その制度の骨格はずっと前に出来上がっていたらしい。それは、第二次世界大戦中に、ドラッカーが彼と次のような会話をしていたことからもうかがえる。

「年金資金の投資先はどこにするのですか?」

「国債ではなく米国の自由経済そのものに投資する。つまり米国企業の株式に幅広く投資する」

「それでは数十年のうちに労働者が米国企業の所有者になるのでは?」

「それでいい。でなければ米国企業を所有できるのは米国政府だけになってしまう」

すでにこの時、ドラッカーもウイルソンも年金基金が上場企業の大株主になり、大きな影響力を振るう時代を想定していたわけだ。言うまでもなく、年金基金に積み立てられている資金は労働者のもの。年金基金による企業の所有は労働者による企業の所有と同じであり、『見えざる革命』の中でドラッカーはこれを『年金基金社会主義』と呼んだ。

現在の米国ではだれもが「年金基金社会主義」を意識している。巨大年金が投資先企業に圧力をかけ、経営トップをすげ替えるようなことが日常茶飯事だからだ。年金は企業統治(コーポレートガバナンス)の主役になったと言われており、ドラッカーはそれを第二次大戦中に予見していたことになる。

真山 仁著の「ハゲタカ」は年金基金から出資されていましたネ。

あの「AIJ」も年金資金に基づく投資顧問会社。年金資金の運用には、ドラッカーの「マネジメント」にでてくる「真摯さ」があることが大前提になるというわけですネ。

 

(-;)

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