「Will」 本田孝好著 を読んで
この前の物語「Moment」の7年後の設定となります。
「Moment」はコチラで読みました。
http://life-insurance2.cocolog-nifty.com/blog/2013/06/moment-789f.html
「Moment」の主人公・神田と幼馴染で葬儀屋の森野が、この「Will」の中ではHappy End となりました!
""ハ(^∇^*)パチパチ♪
「Will」。
中学生だった森野が生前の父親と「リビング・ウイル」について話す。
「リビング・ウイル」とは、自分の死に際して実施される治療について、患者が判断能力のあるうちに文書化したものだそうです。
そして、その時、父親は、
「このときのウィルってのは、“意思”のことなんだぞ。そのウィルが未来を表すってことは、未来ってのは、いつだって“意思”と一緒にあるってことだな」
そして、娘の森野の名前は、森野未来でした。
そして、森野未来は、自分の未来を自分の意志で決めることにした。神田と一緒になることを。
とても優しい物語だと思いました。
少し欲を言わせていただければ、もう少し神田と森野の話があってほしかったナ、と思いました。
物語の中で、森野葬儀店の従業員桑田のことばも印象的でした。
「俺たち、魂で生きているから」
イイですネ!英語でもSoulであり、Spiritですネ!Soulと言えば、
The soul is believed to survive the body after
death.もありますしネ。
ありがとうございました~! m(_ _)m
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