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2014年4月20日 (日)

「仕事に効く教養としての世界史」 出口治明 著 を読んで

人間の表と裏を知り尽くしたから書ける本なのだと思いました。

歴史を学ぶことの大切さ、楽しさを教えてくれました。ありがとうございました。m(_ _)m

***

世界で最初の歴史書と言われている『歴史』の著者ヘロドトスは、

「人間界の出来事が時の移ろうとともに忘れ去られ、キリシア人や異邦人の果たした偉大な驚嘆すべき事蹟の数々、とりわけて両者がいかなる原因から戦いを交えるに至ったかの事情も、やがて世の人に知られなくなるのを恐れて、自ら研究調査したところを書き述べたものである。」

これを意訳すると、次のようになるそうです。

「人間は性懲りもなくアホなことばかりやっている。いつも同じ失敗を繰り返している。だから、自分が世界中を回って見聞きしたことを、ここに書き留めておくから、これを読んで君たちはアホなことを繰り返さないように、ちゃんと勉強しなさいよ」

すなわちヘロドトスは「先人に学べ、そして歴史を自分の武器にせよ」と言いたかった。

 

『古事記』『日本書紀』も、俺たちはちゃんとした歴史のある立派な国なんだと唐に読んでもらうために書いたものだろうと思います。馬鹿にされたくない、対等なんだと言うことを言いたい。

所詮思考のモデルは中国です。それのミニチュア版でしかありません。

 

宗教は現実には救ってくれない。けれども心の癒しにはなる「貧者の阿片」なのです。

「貧者の阿片」とは、社会主義者であり、富の不平等是正、弱者保護など訴えた“カール・マルクス”の言葉でもあるようです。

 

「人間は賢くない。頭で考えることはそれほど役に立たない。何を信じるかといえば、トライ・アンド・エラーでやってきた経験しかない。長い間、人々がまあこれでいいじゃないかと社会に習慣として定着してきたものしか、信ずることができない。」(経験主義)

 

人間はいつの世も見たいものしか見ない動物なのです。

 

「衣食足りて礼節を知る」なので、衣食が足りて初めて学問が進歩するのです。

***

なかなか厳しいナと感じ、思わず出口さんへご質問をさせていただきました。

【質問】

人間は、もう何千年も戦争ばかり、アホな歴史を繰り返している。 そして、この世は弱肉強食だから、強いものが生き残り、弱いものは食われるか、阿片(宗教)でもやっているしかない、と感じるところがありました。 だからこそ、「少しでも多くの人が歴史を学び、アホなことを繰り返さないようにしょう!」と言われていたのでしょうか? 

それと、宗教を「貧者の阿片」(社会主義者のカール・マルクスが言われた言葉のようですね)と言い切られていますが、それが宗教のすべてと言ってよいのでしょうか?

貧者だけでなく富者を含めて、こころの癒しになっているところはあるように思います。

すいません。読み込みが浅いのかもしれませんが、どうぞよろしくお願いいたします。

 

【ご返事】

人間は懲りない動物なので、歴史を知らなければ、同じ過ちを繰り返す「確率が高くなる」と思います。宗教は、いろいろな存在理由があると思います。ただ、根本は(あるいは多数派としては)、貧者(物質的、精神的)のアヘンとしての機能を社会的に担ってきたのではないかと思うのです。

読んでいただいて、本当にありがとうございます。

 

出口さん、ご返事を本当にありがとうございました!

すべてはこれまでの『歴史』が物語っているヨ!ということですネ。

歴史における過ちを繰り返すことのないように、個人では微力かもしれませんが、少しでも影響力を持って日々精進をしていきたいと思いました。

それと、「宗教は貧者のアヘン」では、貧者とは物質的なだけでなく、精神的な貧者も含むこと、精神面において誰からも認められる人は少ない、と思いました。

また、アヘンという例えは難しいところですが、歴史が“多数派”として物語っている事実を厳しく受け止めなけらばならないのだ、と思いました。

 

さて、読んだことで、下り坂中高年の仕事に効いてくれるかナ!?効いて~!

ありがとうございました!m(_ _)m

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