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2014年7月

2014年7月28日 (月)

「阪急電車」-有川 浩著 を読んで

有川さんは女性作家なのですが、この本に出てくる女性陣は「いいネ!」と思いました。o(*^^*)o

 

~魅力あふれる女性陣~

翔子:社会人5年目 (P25

ミサ:女子大生 P74

権田原 美帆:甲東園の大学(関西学院大学)の一年生 P108

悦子:甲東園の高校生 P172

ユキ:社会人 P238

そして、犬好きの時江おばあちゃんと孫娘の亜美 P4251

 

彼氏を寝取られた翔子と時江おばあちゃんとの阪急電車の中での会話 P46

「昔からいるものよ、そういうちゃっかり女って。災難だったわね。」

「変な人」

と、これは時江に向かっての感想らしい。「普通は、どんな恨みがあっても相手を呪うようなことはするものじゃないって言いますよ。特にあなたくらいの年齢の方なら」と翔子。

「それだけのことをされて相手を呪わずにいられるなんて聖人くらいのものよ。行動力があって後悔しない決意があるなら殴り返したほうがよほどスッキリするわ。」

「呪うには呪うだけの覚悟と贖い(※賠償の古語で、一般には罪を償う、あるいはそれに相当することを行うことを意味する)が要るものよ。あなたは我が身を傷つけてまで呪ったんでしょう。だとすれば、その決意に他人が賢(さか)しげに説教なんかできるものじゃないわ。」と時江。

 

かっこはいいが人前で怒鳴る彼氏と付き合っているミサと時江おばあちゃんとの阪急電車の中での会話 (P81

「下らない男ね」

あっさりとそう切り捨てられた彼氏のことだが、ミサはしばらくそうだとは気がつかなかった。

気づいてガツンとショックを受けた。赤の他人(時江)から下らない男だと斬り捨てられるような男と自分はいま付き合っているのだ。

「やめておけば?苦労するわよ」と、さらに時江が言う。

 

社会人の翔子と女子大生のミサとの会話

「阪急電車」の中で出会い、そこからの会話です。(P219

「そうそう、そこ。安くてけっこうおいしいんです。」

女子大生の指定はたぶん、懐具合からくるものだろう。お茶くらい奢れるからどこでもよかったが、今は奢りたくない。

彼女とはなんだか年の離れた友達になれそうな気配がしていたからだ。

最初に奢ってしまうと相手が引け目を感じて繋がる縁も繋がらなくなる。そういうものだ。それなら相手の懐具合に合わせた方がいい。

「お姉さんにはちょっと釣りあわへんかもしれんけど・・・」

やっぱり女子大生は微妙な引け目を抱いている。

「そんなことないわよ。社会人でも一人暮らしは苦しいんだから。贅沢はたまにするから価値があるのよ。閉店前のスーパーの値引きとか回転ずしとか大好きよ、私」

 

ユキと、阪急電車で知り合った彼氏 征志との約束事

デートはお互いの誕生日以外は割り勘というルールをユキが最初に提案した。(P243

 

なかなか居ないですよね、ユキのような彼女って・・・

 

最後に、物語の中で、『桂月』という土佐の地酒がおいしいと紹介されていました・・・ウ~ム、飲んでみたい・・・

また、すでに映画化もされていたんですネ。

 

ではでは m(_ _)m

 

「阪急電車」予告編

https://www.youtube.com/watch?v=69qeTt-_RmA

 

「阪急電車」イントロ

https://www.youtube.com/watch?v=fYNBKOlq7u0

 

そして、阪急電車 スピンオフドラマ~征志とユキ~

https://www.youtube.com/watch?v=8Qfbf4_tz_0

 

映画「阪急電車」公式サイトでした~

http://hankyudensha-movie.com/

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2014年7月27日 (日)

厚生年金基金の歴史

今週のアク研(年金)では、Tonnyさんより、「厚生年金基金の歴史」を話していただきました。

ありがとうございました!

 

“歴史”と言えば、出口さんの『仕事に効く教養としての「世界史」』でその重要性を語られていました。

 

出口さんによれば「人間は懲りない動物なので、“歴史”を知らなければ、同じ過ちを繰り返す「確率が高くなる」と思います。」と語られています。

 

日本で厚生年金基金ができるときも、

厚生年金保険の給付改善により、制度の盤石化を図りたい“厚生省”、

企業年金業務という新たなビジネス領域を拓きたい“信託銀行”、“生命保険会社”、

長期金融と短期金融の分離を図るべく信託業界を再編したい“大蔵省”、

保険料の負担上昇を回避したい“経済界”など、

様々な政治的要素も含んだ利害関係が交錯していたことは興味深いものでした。

 

今では大手生保くらいと思いますが、基金が増えている時代は、大手以外の生保にも「企業保険部」があり、厚生年金基金、適格年金、グループ保険などそれぞれに室・課があり、かなりの大所帯であったと記憶しています。

 

そして、2014H26)年41日以降は基金の新設が認められなくなりましたが、すでに15年前の1999H11)年以降、新設の基金が無かったこと。

 

「厚生年金基金の歴史」は、今後のDBDCなど年金制度に携わる方々には知っておき“判断”をするときには、十分留意しなければならないことなのだと思いました。

 

世界で初めて社会保障制度政策を実現したと言われているドイツの宰相ビスマルクの名言にある「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ。」も想い出しますネ!

 

ありがとうございました!m(_ _)m

 

こちらの「企業年金ノート」 “厚生年金基金制度の沿革と社会的役割を振り返る”(その1~3)も詳しく書かれていると思います。 

https://resona-nenkin.secure.force.com/

 

 

2014年7月20日 (日)

今日は・・・

天気はいま一つでしたが、散髪行ってサッパリと、近くの銭湯へ行ってスッキリとしました。

が、しかし、

mahさんの新法令に基づく厚生年金基金穴埋め問題にチャレンジするも、分からず。

もっとがんばらなければ・・・(;;;´Д`)

m(_ _)m

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スッキリし過ぎ!?( ^ω^ )

2014年7月 6日 (日)

「年金制度」の将来  「新企業年金」より

これからの公的年金制度

公的年金は世代間の公平性に一定の配慮をしながら積立の要素を強め、その一方で政府の関与は必要最小限にとどめる。企業年金や個人年金でも対応できる部分は、これを民間制度に委ね、個々人の老後の生活設計の自由度を増していくのが21世紀の年金制度であろう。先進諸国は歴史を重視し、文化、宗教、慣習などその国にあった年金改革を試行錯誤で行っている。

どの国の制度が最良とは言えない。

その国の実情にあった改革を“徐々に”行うべきである。

急激な改革には副作用があまりに多い。特に我が国での公的年金一元化は無用である。

 

ココで言う「公的年金一元化」とは、当時の民主党案の公的年金を廃止し、国民年金、厚生年金、共済年金を「最低保証年金」として一つにする案のことを指しているようです。

 

自分も無用だと思います。急激な改革は、公的年金のシステムはぐちゃぐちゃのスパゲッティー状態のはずですので、簡単に兆円レベルの税金が吹っ飛ぶと思います。

マイナンバー制、これにも正直賛成はできないのですが、年金制度よりもシンプルに思えるシステム開発ですが、ワンタイムコストで数千億円、毎年のリカーリングコストで数百億円かかるという話です。

民間企業には考えられない金額ですよネ!

 

また、「どの国の制度が最良とは言えない。」、言い得て妙の一文!

本著内「世界の年金制度の動向」を読んでみても、そう思います。

 

日本での少子高齢化はかなりの速さで進んでいることは侮れませんが、平均寿命は日本だけが突出して一位となっているわけではないようです。

↓平均寿命ランキング2014より

http://memorva.jp/ranking/unfpa/who_whs_2014_life_expectancy.php

 

これからの企業年金制度

我が国における企業年金の法制は、給付建て企業年金と確定拠出年金を選択肢として同列に置くということを基本的な考え方の一つとして構成されている。

しかし、給付建て企業年金は「存亡の危機(脅威)」に曝されている。

1.企業年金の財政を短期的な観点から評価し、即時に企業会計に反映させようとする企業会計基準(退職給付会計)の国際的な潮流

2.低金利環境下で低下を続ける非継続基準の予定利率

3.受給権保護のための積立基準が、逆に給付建て企業年金の閉鎖を促す皮肉な現実

4.資産運用の低迷とボラティリティの増大

5.キャッシュバランス・プランへの転換に伴う年齢差別問題(米国)

 

給付建て企業年金を存続・発展させ、各企業の特性に応じ確定拠出年金と組み合わせ老後の所得保障を確保していくことのできる環境を整えるためには、給付建て企業年金に対する強力な政策的バックアップが不可欠となっている。法令整備のあり方を考える上では、給付建て企業年金に対する規制はできるだけ簡素かつ柔軟なものとし、企業の負担が過度なものとならないよう、十分配慮する必要がある。

 

企業年金に税制上の特別な支援をする根拠は、サラリーマンの老後の所得保障に一定の役割を果たすという企業年金の機能をおいてほかにない。

企業年金につき老後の所得保障の観点から重要となるのは、

・終身年金の選択肢が設けてあること

・給付設計が、加入資格、受給資格、受給権の付与等の点で、できるだけ多くの従業員が年金受給に結びつく内容となっていること

・財政基準の整備や支払保証制度など、万一の場合にも受給権が保全されるような運営が行われること。

・労使参加の下で、母体企業から一定の独立性をもった運営が行われていること

などがある。公的年金の給付引き下げとなる中で、このような老後の所得保障制度として望ましい“条件”を備えている制度を対象として、税制上の優遇策を講じていく必要がある。

 

※上記のうち、「支払保証制度」は、厚生年金基金にこれまでもありましたが、今後無くなることとなっているため、「支払保証制度」への注目は下がるものと思われます。

 

ありがとうございました! m(_ _)m

今後の日本経済について

すいません、かっこいい題名をつけてしまいましたが、ちょっと思ったことを書いたまで、です。

m(_ _)m

 

「日本再興戦略」より

≪経済対策(アベノミクス)の3本の矢≫

第1の矢 大胆な金融政策 デフレ脱却と持続的な経済成長の実現のための政府・日本銀行の政策連携について共同声明を公表(H251月)

 

第2の矢 機動的な財政出動 H24補正予算成立(3月)、H25当初予算成立(5月)

 

第3の矢 新たな成長戦略

①健康長寿、待機児童解消、規制緩和等(4月)

②民間投資促進、攻めの農林水産業等(5月)

③エネルギー、国家戦略特区、PPPPFIの活用等(6月)を発表

 

PFIPrivate Finance Initiative)とは、公共サービス(公共施設の建設、維持管理、運営等)に民間の資金、経営能力及び技術的能力を導入し、国や地方公共団体が直接実施するよりも効率的かつ効果的に公共サービスを提供する手法です。

PPPPublic Private Partnership)は、この概念をさらに拡大し、公共サービスに市場メカニズムを導入することを旨に、サービスの属性に応じて民間委託、PFI、独立行政法人化、民営化等の方策を通じて、公共サービスの効率化を図ることをいいます。したがって、PFIPPPの実施手段のひとつ、ということになります。

 

第1の矢より、「中長期の経済財政」について 

今後10年(20132022年度)の平均成長率は実質2%程度、名目3%程度となる(経済再生ケース)

さらに物価上昇率2%を見込んでいるため、45%の名目運用利回りを見込んでいます。

H26 「経済中長期計画」及び「年金財政検証」より

少し?楽観的過ぎるように思っています。

 

 

次に「伊藤元重氏(NIRA総合研究開発機構) “法人税減税は次の一手となるのか?”」より

日本の法人税率は世界的にも突出して高くなっている。今後もそうした高い法人税率を維持することの意義は、税収を確保するという以外に見いだすことは難しい。

その税収でも、法人税率を下げることで経済活動が活性化し、そして海外からの投資も拡大すれば、税率を下げても中長期的にはかえって増えるということも考えられる。もちろん、課税ベースを広げるという措置を同時に行えば、それで税収はさらに増えることにもなる。

日本が海外から受け入れる投資額の対GDP比の水準は、世界の主要国の中でも圧倒的に低い水準である。海外からの投資を促進することが、重要な政策課題となっている。法人税率の引下げによって税負担を軽減することが、有効な手段となることは明らかだ。

海外からの投資を促進するということだけではない。もっと重要なことは、高い法人税率が、日本企業の経済活動を過度に海外に移すという結果にもなりかねないということだ。海外の主要国と同じレベルにまで法人税率を下げて、グローバル競争でのレベル・プレイイングフィールド(均一の競争条件)を確保することが求められる。  

 

伊藤元重氏、いくつかの経済学の本では大変お世話になりましたが、この意見には同意しかねますネ・・・

 

それでも、以上より、次のようなフローを想定されているのかな、と思いました。

企業が活性化されれば、

株価上昇、法人税軽減により株主(機関投資家、富裕層など)への配当増

株式市場への(機関投資家、富裕層による)資金流入。株式市場も活況を呈する。

もしかしたら国債市場からの資金流出、多少は国の借金も減るかもしれない・・・!?

 

3本の矢が確実に機能した場合となりますが、その上で、さらに、

一般庶民にとっては、企業活性化により、“給与”が確実に増えるところが必要となります。

少なくとも給与が、物価や社会保険料増を上回るレベルで増えないと確実に増えたとは言えないと思います。

 

しかし、3本の矢の方法では、きっと、一部の富裕層がますます富裕になれるかもしれませんが、一般庶民は「成果主義」、「能力主義」に常に曝されることになり、その中で、上手く結果を出せた一部のもののみが富裕層の一角の中に入れるのかもしれません。そうでない大半のひとは、いまの状況から大して変わらないか、普通に生きていては、貧困となっていく時代になるように思いました。

“所得格差”は拡大していくことが予想されるように思いました。

一般の中高年にとっても厳しい時代ですよネ。(´・ω・`)ショボーン

本当に『ゆとりのない時代』ですネ・・・(;;;´Д`)

失礼しました。m(_ _)m

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