« 映画「007 Spectre」を観ました! | トップページ | 父親がタイヘン! 介護は大変! »

2015年12月19日 (土)

「空より高く」(重松 清著)を読んで

とてもよかったです!

重松氏は、まじめなものから、ちょっぴり?エッチなものまで、いろいろなジャンルの物語を書ける作家だと思います。

 

今回の「空より高く」、内容紹介より

廃校が決まった都立東玉川高校(通称 トンタマ高校)。平凡きわまりない普通科高校で、卒業を控えた最後の生徒たちの「終わり」に満ちた“平凡”な毎日が熱血中年非常勤講師・ジン先生の赴任で一変した。暑苦しい「レッツ・ビギン!」のかけ声に乗せられて、大道芸に出会った“省エネ”高校生が少しずつ変わっていく・・・

 

トンタマ高校三年生、

主人公の松田練太郎(通称、ネタロー)、ごくごく普通の高校生、レンタローが訛ってネタロー

大久保省吾(通称、ヒコザ)、早稲田の法学部を目指している、大久保彦左衛門からヒコザ

戸川翔太(通称、ドカ)、野球部で、ドカベンからドカ

小島史恵(通称、ムクちゃん)、無口なのでムク

 

そこに、熱血中年非常勤講師、神村仁先生(通称、ジン先生)40歳が加わる

背景には、

1972220日~ 1973218日までTV放映された「飛び出せ青春」があるのですが、当時は村野武範氏演じる熱血“青年”教師でしたが、この物語では熱血“中年”教師になるわけですネ!

 

“中年”教師だからこそ、語れる、次の言葉が印象的でした

 

「もともと親や教師なんて、子どもから見たら、みんなカッコ悪いんじゃないのか?

セコかったり、弱かったり、逃げちゃったり、負けちゃったり、・・・オレもそうだ。きみのお父さんも、そうだ。カッコ悪いんだよ。オトナは

『逃げる』ってのは、スタートダッシュのときだけの物の見方だ。走り出したあとは、どこかに『向かう』ってことに変わる。それでいいじゃないか」

「オトナがカッコ悪いほうが、ガキにも勝負できる余地があるんだ。ものわかりがよくて、スーパーマンみたいになんでもできるオトナだらけだったら、若い連中はかえって窮屈になっちゃうんじゃないか?」

「オトナが子どもに対して責任を持たなきゃいけないのは、たった一つしかないんだ。“一所懸命に生きること”・・・・それだけなんだ」

「一所懸命に生きてもカッコ悪いことはあるし、一所懸命になればなるほど、どんどんカッコ悪くなることだってある。でもな、それでいいんだよ。オトナは自分のカッコいいところを子どもに見せたくて、生きてるわけじゃない。“ただひたすら 一所懸命に生きてるだけ”、なんだ・・・・」

 

そして、ネタロー、ヒコザ、ドカ、ムク達の卒業式のときの校長先生の言葉

「トンタマの卒業生がニッポンのリーダーになるようなことは、残念ですが、まずないでしょう。しかし、社会には、世の中には、ダシが必要なんです。一人ひとりが、たとえ見立つことは無くても、それぞれの人生を一所懸命に生きていくことで、いいダシが出るんです。ダシの利いていない世の中は、ほんとうに薄っぺらで、底の浅いモノです。わたくしはトンタマ最後の校長として、生徒たちに、そしてOB諸君に、いいダシを出せ、と伝えたいのです・・・・」

 

そして、この物語の「空より高く」、飛んでいけ~!っと

ありがとうございました!

 

m(_ _)m

51ijdxpul_sx340_bo1204203200_

51krclspoql_sx347_bo1204203200_

« 映画「007 Spectre」を観ました! | トップページ | 父親がタイヘン! 介護は大変! »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1331845/63045196

この記事へのトラックバック一覧です: 「空より高く」(重松 清著)を読んで:

« 映画「007 Spectre」を観ました! | トップページ | 父親がタイヘン! 介護は大変! »

フォト
2017年8月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

最近のトラックバック

ウェブページ

ライフネット生命

無料ブログはココログ

Twitter

  • twitter