「標準生命表」いよいよ改定なんですネ!
本日(4/1)より「標準利率」の改定をしたと思ったら、次は「標準死亡率」!
今週、新聞に掲載がされ、
3/31にはアクチュアリー会からも公表されましたネ!
「標準生命表」の改定は“11年サイクル”に入りましたネ!
今度が、2018年4月!
前回は、2007年4月!
前々回は、1996年4月!と、
さらにその前は!?1985年!?
これは「否」で、この時は予定利率“6%超”突入時代への改定でしたが、死亡率改定はせずに、平成2年(1990年)に改訂したようです。
さらにその前はS56年(1981年)だったようです。
この改定により”死亡保険”は低料となり、”医療保険”は高料へ
これは真っ当な改定と思いますが、政策的なマイナス金利はなんとかする必要がありますよネ!
今の金融政策は間違いなく間違っていると思います。
~ アクチュアリー会より、3/31付 ~
標標準生命表2007が策定されて以降、生命保険会社の経験死亡率および国民死亡率は改善傾向を示し続けている。
特に、第三分野保険に適用される標準生命表について、今後、第三分野標準生命表2007を適用し続けた場合、健全性の観点から問題となる可能性がある。
・死亡保険および第三分野保険に適用する標準生命表については、それぞれ、生保標準生命表2007(死亡保険用)および第三分野標準生命表2007を改定すること
・年金開始後契約に適用する標準生命表については、生保標準生命表2007(年金開始後用)を引き続き適用すること
※年金開始後契約に適用する標準生命表については、国民死亡率は改善しているものの、将来時点で推計される平均余命と比較しても健全性が確保されていることなどから、2018年度(平成30年度)においても、生保標準生命表2007(年金開始後用)を引き続き適用することが適用であると判断している
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そこに(改定の)仕事があるならば、中高年はがんばりマス!
m(_ _)m
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