「老人の取扱説明書」(平松類著)を読んで
要介護5の父親を看ていて手に取った本になるが、よくよく読んでみると、自分を含め「中高年」が気をつけないといけないことが多く書かれていた。
老化は大体40代から始まり、加齢と共に進んでいくらしい。
それを予防する“リスク管理”の本!
※老化はゆくゆく避けられないことだと思うが、予防をしながら「ピンピンコロリ」が理想だな~と感じてしまった・・・
ここで「中高年の方々」と共有しておきたいことを書き留めておく!
「聴力」の低下は20歳から始まっている!そして、50歳以降の低下の傾きは大きくなり、70代で50%、80代で70%が難聴になるとのこと!
そこで、1日5分、8週間のトレーニングで難聴改善!
徐々にラジオ、CDの音を小さくしていって、小さい音でも聞こえるように頑張るトレーニング!
あと、
マグネシウムを摂り、腹八分目の食事にすること!
マグネシウムを多く含む食材は、あおさ、ひじき、ココア、アーモンドとのこと。ほかにもビタミンC、Eもよいとのこと。
また、オメガ脂肪酸も耳にはよい!これは青魚、胡桃に豊富に含まれている!
なお、聴き取りにくいときには手を耳に当てると聴きやすくなるとのこと!
「味覚」は60代から衰えるらしい。
予防には「亜鉛」がよいとのこと。牛乳、卵、チーズ、カニに多く含まれている。
また、歯のかみ合わせも味覚に影響するので、歯医者に診てもらうことも大事になる!
歯ブラシと歯磨き粉だけでは、歯はきれいにならない!
デンタルフロスで歯の間に詰まったものを取ることも大切になる!
「認知症」の発症率を低下させること
読書する、文章を書く、複雑な仕事をする、そして、知的好奇心を持ち続けること!
※“複雑な仕事”とは、実際の仕事における課題解決に取り組む、または人間関係に悩み、何とかしようとすることも、結果としては認知症予防につながることになる。
テアニンという物質が睡眠には良いとのこと。テアニンはお茶に含まれている成分で、よくお茶を飲むとほっこりと落ち着くということが言われるが、テアニンによる効果になる。“目”にもよいとのこと。
とは言っても、カフェインも含まれているものが多いので、寝る前などは麦茶がお勧めになる。
仕事をしながら、手軽に飲めて、カフェインを含まないお茶は「爽健美茶」、「十六茶」になる!
毎日、飲もう!!!
ありがとうございました!
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コメント
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結論は常にバランスの取れた食べ物・飲み物を摂取して仕事を頑張り、十分に睡眠を取り、趣味を見つけて生きている事に感謝する事ですね。ヽ(´▽`)/
偏った食事には十分注意して下さい。(*^-^)
投稿: | 2019年1月 7日 (月) 08時13分
はい、ありがとうございます!
野菜をとるようにしています!あと、バナナとコーヒーを一緒に食すと血圧安定によいとのこと、実践するようにしています!
また飲みに行きましょう!!
投稿: adler | 2019年1月12日 (土) 14時11分