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2019年1月 3日 (木)

超訳 菜根譚 人生は決して難しくない(境野勝悟著)を読んで

境野氏の著書はこれで5冊目、

・心がスッーと晴れる一日禅語

・道元「禅」の言葉

・超訳 般若心経

・老子・荘子の言葉100

に続く5冊目になる!

 

とても僕には心地よかった!

 

「菜根譚」は、明の時代(1368年~1644年)末期の人、洪自誠(こうじせい)の著書。

儒教、道教、仏教の教えを融合して、生き方の極意をとても要領よくまとめている。

「菜根譚」の「菜」は野菜、「根」は大根、「譚」はお話。つまり、お野菜と大根さんのお話となる。

「菜根譚」は、野菜や大根のように、身近で、気楽に打ち解けて、親しく読める。

「菜根譚」には、大切な今日一日を、どんな心持ちで生きたらいいのか、身近で、すばらしくて、素敵な知恵が詰まっている。

 

すべて良かったですが、いくつかをご紹介!

 

一日一回、必ず「笑う時間」をつくる

毎日を淡々と生きているのが、いちばんいい

「なにごともなかった日」こそ「最高の一日」

「落ち込む」のはいいが、「投げやり」にならない

お世話や親切は“しっぱなし”でいい(お礼やありがとうを求めない!)

あいさつのできない人は「なにもできない人」

相手の「無礼」に振り回されない(無礼は気にしない!)

「ありがとう」というと苦悩が消える

「問題意識」がありすぎると行動が鈍る

「命を削って働く」のは、愚かなこと

「どうぞ、お先に」は、最高の人間関係のコツ

困ったときは「いま生きていることに感謝」

「持たない暮らし」が不安を減らす

逆に来れば、順に受く(逆境の生活を恵まれた生活と受け取る)

いまのあなたを支えているのは「昔の苦労」

まじめな人より、ウマの合う人とつき合う

「人を動かす」のは、並大抵のことではないと知る


ひどい言葉には「あたたかい言葉」でお返しをする

「礼」にはもっとも人間らしさが出る

人生は、前半より後半に勝負をかける

一週間に6080時間、休日もなく、自分のためにだけ寸暇を惜しんで働き続けるだけでは、人間の「風格」と「器量」は、育ち難い

みんなで同情(共感)し合って、仲よくやること

人生が「たった一度きり」なのを忘れるな

若い人から多くを学ぶ(老いても進取の心を忘れない)

「喜怒」は、相手を見てする(相手も喜ぶように喜ぶ、相手が更生するように怒る)

 

ありがとうございました!

m(_ _)m

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