「50歳からのお金がなくても平気な老後術」(精神科医 保坂隆 著)を読んで
保坂氏ご自身は1952年生まれで、2016年に書かれているので、64歳頃の作品と思う。
聖路加国際病院の精神科医とのこと。“お金がない!”というよりも、ある方と思えるが、共感できたところを書き留めておきたい!
ロコモーティブ・シンドローム(運動器症候群、通称“ロコモ”)は「要支援」「要介護」になる原因となる。そこで、そうはならないために!ロコモ度チェック!
・片足立ちで靴下がはけない
・家の中でつまずいたり、滑ったりすることがある
・階段を昇ったり、降りたりするのに手すりが必要
・横断歩道を青信号で渡り切れない
・15分間歩き続けることができない
・2キロ程度の買い物が持ち帰れない
・家の中で蒲団の上げ下ろし、掃除機がかけられない
上記のうち、どれかに当てはまればロコモの可能性があるが、ロコモ度チェックの数が多いから心配とか、少なければ安心ということではなく、日常生活動作に支障が無ければ問題は無い!
しかし、ロコモの初期症状は、軽い腰痛やちょっとした膝の痛みなどから進行することになる。そこで、普段からの“ロコモ予防”が欠かせない!
それには「適度な運動!」
・寝起きに寝たままバンザイ!
・片足立ち体操:何度足をついても構わないので、片足立ち1分間を1日2~3回
・1日30分の有酸素運動(散歩)
免疫力を高めるのは「笑顔」と「感動」!!
断捨離!
3年以上袖を通さなかった服は、どんなに値段が高くても捨てる!
2年間、一度も使わなかった食器はバザーに出すなどして処分する!
誰にでも合う人、合わない人はいるのだから、どのような付き合い方をするか、自分で決める!例えば、合わない人とは、付かず離れず、あいさつ程度で、八方美人は不要!
温かなものの言い方をしよう!例えば、あいさつ+αで。「おかげ様で」「どうもありがとう・・・」など。
異性の友達が人生をさらに豊かにする!
気持ちよくおごり、おごられる関係を保つ!
積極的に勉強することは脳の活性化に役立つ。なにかを知りたいという意欲や探求心は、若さを保つ一番のエネルギー源になる!!
「六十、七十は洟垂れ小僧。男盛りは百から、百から!」、107歳の死の直前までアトリエで仕事をしていた彫刻家 平櫛田中氏の言葉。100歳の誕生日に、さらに30年分の彫刻の材料を買い込んだという。
ちなみに、これは渋沢栄一の言葉をもじっていますネ!
本ブログのプロフィール(自己紹介文)の好きな言葉として追記~!!
よかったです!
ありがとうございました~!
m(_ _)m
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