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2022年2月19日 (土)

男勝りの上野千鶴子氏(1948年生まれ。社会学者であり、フェミニスト(男女同権論者。女性解放論者。女権拡張論者)であり独身!)の著書「上野千鶴子のサバイバル語録」をブックオフで見つけて読んでみた!

 

上野千鶴子氏の著書は共感するところが多く、これまでも「おひとりさまの老後」、「在宅ひとり死のススメ」「おひとりさまvsひとりの哲学」など読ませていただいております!

今回は「上野千鶴子のサバイバル語録」!

今の世の中を女性が生き抜くための行動指針だろうと思いますが、その中で男性のことをどう書かれているのか興味が湧きまいたヨ!

 

 

友だちがほしかったら、つくればいい。朝夕のあいさつから始める。

ときどき立ち話をする。

昨日はお見かけしませんでしたね、とあなたのささいな変化を心にかけてくれる人ができる。

お茶に招いてもいい。

なんなら、ベッドに招いてもいい。

 

友情にはメンテナンスが必要

私は、手間ひまかけてメンテナンスして続いてきたものだけが、友情だと思っている。

 

戦うにしても、自分のスキルが通用する場所としない場所があるでしょう。例えば、会社という組織で戦うのが得意な人もいれば、組織の外で戦うのが得意な人もいる。

自分が一番戦いやすいホームグラウンドを選ぶのが賢いと思う。

 

私は激突型の闘いではなく、獲得できる目標を設定して勝ち癖をつけることが大事だと思っている。

戦闘の場で、現場の人間がどんなに最善を尽くして戦っても、戦術、戦略が誤っていればうまくいかない。個人の英雄的な努力では限界があります。

私は「省エネ殺法」をテクとして使ってた。相手を蹴散らすのに自分のなけなしのエネルギーを使い果たしたら、やりたいことをやろうと思った時に残ってなかったりすると、困るでしょ。

だから、立ちはだかる壁を迂回したり、エネルギーをムダ遣いしないようにもした。

とどめを刺さず、もてあそべ

相手にとどめを刺しちゃいけません。その世界であなたが嫌われ者になる。それは得策じゃない。あなたは、とどめを刺すやり方を覚えるのではなく、相手をもてあそぶやり方を覚えて帰りなさい。

 

男がパワーゲームに夢中になる理由

男たちをみていると、女に選ばれることよりは、同性の男から「おぬし、できるな」と言ってもらえることが最大の評価だと思っているふしがある。男たちがカラダを張ってまであれほど仕事に熱中するのは、「妻子を養う」ためでも、「会社以外に居場所がない」ためでもなく、パワーゲームで争うのがひたすら楽しいからにちがいない、とわたしは睨んでいる。

 

均等法は、ハンディつきのレース

マスコミ労働者や一部の管理職女性、総じて男並みに働きたいエリート女性労働者にとって、均等法はほんとうに朗報だったのでしょうか。

彼女たちが参入していった職場には、リゲイン飲んで「24時間戦えますか」とテンパっている企業戦士たちがいます。彼らの背後には妻も子もおり、家に帰れば「メシ、フロ、ネル」の生活が待っています。

それに比べれば女性労働者は、家に帰っても自分で家事も育児もこなさなければなりません。主婦付き男性労働者とちがって最初からハンディつきのレースが待っています。だからこそ、働く女たちは「わたしだって主婦がほしいわよ」と叫んできたのでした。

 

人生の勝負は短期では決まらない

人生の勝負は短期では決まらないことを認識してほしい。自分だけ抜け駆けして出世したって、仕事を優先し過ぎたツケが子どもにくるかもしれないし、会社だってあなたの貢献に報いてくれるとは限らないのですから。人生の後半になってから、自分の人生、悪くなかったなあ、と思える時間を過ごしてほしいですね。

 

恋愛が教えてくれること

恋愛ほど、自分について学べる場所はありません。自分の欲望、愛着、献身、未練、嫉妬、ずるさ、エゴイズム、それに孤独。ただし学ぶためには高い授業料を払わなければなりません。

「トキメキ」や「性欲」はたしかに人生の醍醐味のひとつです。ただし、そのコストは高くつきます。その覚悟があるなら、今から人生を味わい尽くそうと思ってもけっして遅くありません。

 

結婚の定義とは

わたしは結婚契約をこんなふうに定義しているんですよ。「自分の身体の性的使用権を、特定の唯一の異性に、生涯にわたって、排他的に譲渡する契約のこと。」

そもそもセックスの相手をお国に登録して契約を結ぶなんてない、と思いませんか?

そうすれば「婚外恋愛」も「不倫」もなくなります。登録は親子関係だけで十分!

 

家族とは、一緒にごはんを食べる人のこと

<家族>というものに存在意義があるとしたら「共に食べる」ことにあるのじゃないだろうか。文化人類学には、家族のミニマム定義を「共食共同体」とする考えがある。

一緒にごはんを食べた時から、あなたは<家族>なのだ。

 

親業の最終目標

親業のゴールは、子どもからある日、「もうあなたは要らない」と言ってもらうこと

親から子への最後の教え

親が子へ最後に教えられることは、自ら老いていく姿を見せてあげることです。

 

“自然”は孤独の最大の友である。

ひとりでいることがまったく苦にならないのは、自然の中にいて、自分がどれほどちっぽけかを実感しているとき。

 

老い、この未知なるもの

私が「この老い方、いいな」と思うのは、必ず「好奇心」を持ってる人なのよ。

その人が生きていくエネルギーのポテンシャルみたいなもの。自分の知らないもの、未知なるものに対する好奇心。新しいものでもそうだし、古くて珍しいものでもそうだし、異なるものであってもそう。そうすると、「老いる」ということも未知なものなわけですよ。

 

どの年齢にも、よいことも悪いこともある

世の中には、「いまのわたしがいちばん好き」「いまの年齢がこれまでで最高」と答えるひとがいるが、わたしはそれほど脳天気ではない。どの年齢にも、よいことも悪いこともある。

 

どんな強者も、年を取れば弱者になる

加齢はすべての人が中途障害者になっていくようなもの。どんな力のあった人もいずれおいさらばえ、ボケて人の世話になりながら死んでいく姿をさらす。

自分の弱さを情報公開せよ

縁は弱さでつながります。強い人はつながる必要がありません。

弱さでつながるためには、自分が弱いと認めなくてはなりません。そして認めた上で、それを人に伝える「弱さの情報公開」が必要です。

女にはそれが何とかできますが、男にはできません。

 

 

なるほど~!ありがとうございました!!

m(_ _)m

 

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