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2023年7月

2023年7月22日 (土)

ミッション・インポッシブル/デッドレコニング PART ONE 鑑賞~!!163分と約3時間弱の映画となりますが、“これぞエンターテイメント”という感じで長さを感じさせませんでした。但し、PART TWOへ続く流れは満載でしたネ(笑)

 

記憶を遡ると、ミッション・インポッシブルは、12まではちゃんと観たのですが、3でもうイイかな~、3がちょっと合わなかったのだと思います。それ以降は観てなかったのですが、昨年のトップガンマーベリックに釣られて観に行きました!!

 

ロシアの原子力潜水艦「セヴァストポリ」は、アリューシャン海峡で最新鋭の「デッドレコニング=推測航法/自律航法」のテスト航行中。謎の潜水艦と交戦するが敵などは存在せず、自らの魚雷で自爆。謎を解く2本の鍵も氷の下に…

 

それにしても、還暦を迎えた60歳のトム・クルーズのアクションは凄かったです!

これほど元気な60歳はなかなかいないぞと思いました。

イーサン・ハント(演:トム・クルーズ、現在は61)をリーダーに、ルーサー・スティッケル(演: ヴィング・レイムス、現在64)やベンジー・ダン(演: サイモン・ペッグ、現在53歳は若い!)、そして今回新たに加わったグレース(演:ヘイリー・アトウェル、現在41歳はヒロイン役だしね!)と共に、引き続き盛り上げていっていただきたいと思いました。

 

2本の鍵」の正体は「AIエンティティのソースコード」、「AIを操るアイテム」と繋がりそうですが、沈んだ潜水艦のソナーに寄生したAIとの関連性については不明のまま。そして潜水艦に鍵をさすと何が起きるのか…もすべて続編へ・・・(笑)

 

アクションは最高でしたヨ!!

 

ミッション・インポッシブル/デッドレコニング PART TWOは、2024年公開予定~

 

トム・クルーズと同世代として、まだまだまだという感じですネ!

アタマとからだは鍛え続けていきたいと思いました~!(思っただけか!?いや、そんなことはない!?)

 

ありがとうございました~!!!

(_ _)m

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2023年7月16日 (日)

前回吉祥寺では「いせや」が火曜定休日であったために入れませんでしたが、今回は大先輩と一緒に土曜日に行ってまいりました~!さらに、かき氷で有名な「カフェルミエール」があるのですが、それは次回以降のお楽しみにして、渋谷「西村」で桃フラッペをいただきました!

 

お昼過ぎの13時に待ち合わせでしたが、お互いに早く到着したことが功を奏して、1店目の「天下寿司」には、ほとんど待つことなく入店できました!乾杯!!

やっぱり旨い!!しかも、お値打ち価格!!とくに、まぐろ一皿130円!かつお一皿130円!美味しかったです!!

そして、いきなり食べ過ぎました・・・ゲフッ・・・(笑)

 

この後はちょっと珈琲で一息ついてからの~

 

「いせや」へGo!!

煙の中で、ほどほどに焼き鳥をいただいてからの~、

 

「キリンシティ 吉祥寺店」へGo!!

こちらは、約5年振り、5年前は大先輩が体調を崩されたあとのご快復に際して、こちら1店のみで“じっくりお話会”をした場所でした。

 

今回も、大先輩は、日本経済だけでなく、アメリカ経済の勉強を継続をされていて、自分ももっと学ばないと、という気持ちにさせていただきました!

ありがとうございました~!!

 

 

次回は来月8月の「東邦生命同窓会」で皆とお会いできることを楽しみにしております!!

 

(_ _)m

 

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2023年7月14日 (金)

「君たちはどう生きるか」 吉野源三郎著を約15年振りに再読してからの~「君たちはどう生きるか」 宮崎駿監督の映画を封切り初日に鑑賞してきました~!!

 

 

宮崎駿監督の「君たちはどう生きるか」の舞台はまさに太平洋戦争中のため、1941年から1945年頃と思います。主人公は真人(まひと)くん(15歳)

宮崎駿氏の自伝的な映画という触れ込みもありましたが、宮崎駿氏自身は、1941(昭和16)年生まれですので、このときは生まれたばかりか、幼稚園くらいですから、ちょっとそれは違うように思いました。

 

また、吉野源三郎氏の「君たちはどう生きるか」の内容を想像していましたが、それとは違っていて、映画の中で、まひと君のお母さんが、まひと君に本を贈るのですが、それが吉野源三郎氏の「君たちはどう生きるか」でした。この本の内容と映画の物語はほとんど関係がありませんでした。

 

似通っているところは、吉野源三郎氏の「君たちはどう生きるか」の主人公コペル君(15歳)は物語の中で、友達との約束を破り裏切ってしまうのですが、まひと君も映画の中で友だちにけがをさせられた様に装うという卑怯なことをしてしまうのでした。

 

コペル君は叔父さんに打ち明けて友だちに正直に誤り、まひと君は映画の中で不思議な国、ファンタジーの世界に導かれ彷徨いながら、新たな友だち、まひと君のお母さんの小さい頃のひみ、きりこさん、そして、アオサギと友だちになることで成長していきます。

 

この当時も、そして、今もなお“生き辛い世の中であること”、“戦争のある世の中であること”、そんな中であっても生きていくんだナと、まひと君の大叔父(祖父ということになるのか!?)がファンタジーの世界の中で語る場面がありました。

 

10年前の「風立ちぬ」のメッセージは、

「風立ちぬ、いざ生きめやも」とは、「風が出てきた、さあ、生きようじゃないか」という意で、

どのような時代であっても、どのようなことがあっても、いのちある限りは精一杯生きようじゃないか!

 

 

吉野源三郎氏の「君たちはどう生きるか」では、

僕たち人間が、悔恨の思いに打たれるというのは、自分はそうでなく行動することも出来たのに、と考えるからだ。それだけの能力が自分にあったのに、と考えるからだ。正しい理性の声に従って行動するだけの力が、もし僕たちに無いのだったら、何で悔恨の苦しみなんか味わうであろう。

自分の過ちを認めることはつらい。しかし過ちをつらく感じるということの中に、人間の立派さもあるんだ。

正しい道義に従って行動する能力を備えたものでなければ、自分の過ちを思って、つらい涙を流しはしないのだ。

人間である限り、過ちは誰にだってある。そして、良心がしびれてしまわない以上、過ちを犯したという意識は、僕たちに苦しい思いをなめさせずにはいない。しかし、お互いに、この苦しい思いの中から、いつも新たな自信を汲みだしてゆこうではないか、正しい道に従って歩いてゆく力があるから、こんな苦しみもなめるのだと。

 

僕たちは、自分で自分を決定する力を持っている。だから、誤りを犯すこともある。

僕たちは、自分で自分を決定する力を持っている。だから、誤りから立ち直ることも出来るのだ。

 

そして、コペル君は思うのでした。

僕は、すべての人がおたがいによい友だちであるような、そういう世の中が来なければいけないと思います。

人類は今まで進歩してきたのですから、きっと今にそういう世の中に行きつくだろうと思います。

そして僕は、それに役立つような人間になりたいと思います。

 

この本が書かれたのは1937年。そして、今は2023年。86年経った今でも、宮崎駿監督が同じメッセージを映画で繰り返し言いながらも、まだ世界では戦争が無くなりません・・・

 

それでも僕らは、少しでも世の中がよくなるように生きていく・・・

 

ありがとうございました!!!

m(_ _)m


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2023年7月 7日 (金)

「52ヘルツのクジラたち」(町田そのこ著)、2021年の本屋大賞受賞作品もあって、ミーハー的に手に取りましたが、作品名からこころが動いたのも事実です!とても良かったです!

 

52ヘルツのクジラたち」とは、「親から虐待を受けて心を閉ざした子どもたち」でした。

その気持ちをとてもよく描かれているナ、と感じて、著者ご自身もそのような経験があったのかナ、と少し調べてみましたが、

町田そのこさんは、198039日生まれ、読書好きの母親の影響で、とっても本好き!お仕事に関しては紆余曲折があったようですが、ご結婚、ご出産もされており、どちらかと言えば、“普通の主婦”が作家になられている感じでした!!(笑)

 

52ヘルツのくじら”とは、非常に珍しい52ヘルツの周波数で鳴く。この鯨ともっとも似た回遊パターンをもつシロナガスクジラやナガスクジラと比べて、52ヘルツは遥かに高い周波数である。この鯨はおそらくこの周波数で鳴く世界で唯一の個体であり、その鳴き声は1980年代からさまざまな場所で定期的に検出されてきた。この鯨が生存しており、おそらく成熟していることからして、この鯨はおそらく健康である。にもかかわらず、その独特な呼び声に類するものは他になく、その源はたったひとりである。それゆえに、この個体は「世界でもっとも孤独な鯨」とされる。

 

♡主な登場人物♡

 

三島貴瑚(みはらきこ)この物語の主人公で、通称キナコ。親が再婚同士で、実の母親、義理の父親、双方から虐待を受けて育った

 

品城愛(しなぎいとし)、通称52。実の母親から「ムシ」と呼ばれて虐待されてきた

 

岡田安吾(おかだあんご)、通称、アンさん。本名は岡田杏子で、生れは女性でしたが、トランスジェンダーで男性となって生きてきた。キナコが虐待の生活に疲れ切り、死のうとしていたときに救ってくれた命の恩人

 

牧岡美晴(みはる)、貴瑚の親友であり、貴瑚と同じく親が再婚同士ということで、冷遇を受けたが、奨学金を得て短大に進み普通のOLになった。そして、同僚であったアンさんとキナコが出会うきっかけにもなった

 

村中真帆(むらなかまほろ)、れっきとした男子!

全てを切り捨てて、九州、大分県の小さな海辺の街に来た貴瑚に好意を持つ

 

新名主税(しいなちから)、貴瑚が親の虐待から逃れたあとに、初めての恋人となるが、祖父、父と続く企業の御曹司であり、結局、貴瑚を愛人とし、暴力も振るう、とんでもない男

アンさんは、貴瑚を新名から守ろうとしたが、新名の攻撃を受けて、最期は自らの命を絶った。

それがきっかけとなり、貴瑚は新名を包丁で刺そうとするが、弾みで自分を刺してしまう・・・

 

品城琴美(しなぎことみ)、52の実母。とても甘やかされて育ったために、自分の不幸は52のせいだとして虐待をしてきた。

真帆の祖母は言う「ひとというのは最初こそ貰う側やけんど、いずれは与える側にならないかん。いつまでも、貰ってばかりじゃいかんのよ。親になれば、尚のこと。でも琴美にはその理が分かっとらんし、もう無理かもしれんねえ」

 

キナコと52が、周りの人たちに助けられながらも力強く再生していく物語でした!

「ひとには魂の番(つがい)がいるんだって。愛を注ぎ注がれるような、たったひとりの魂の番のような人。いつか必ず現れると・・・」

 

そして、文庫版のカバー裏に描き下ろし掌編が印刷されていました!

真帆が、キナコに好意を示しているが、「いまは自律に専念したい」と遠回しにフラれた状態。

それでも、後輩のケンタには

「女の子の表面ばかりを見てちゃだめなんだぞ。笑顔の下で何を考えているかってことを想像するんだ。例えば一緒にいるとき、楽しいのは自分だけじゃないのか、気を遣わせていないか、と俯瞰で見ることが大事なんだ。男女交際ってのは、奥が深いんだよ」

 

そして、美晴が大分に来てくれるおかげで、みんなで食事に行こうと誘ってくれて、キナコと食事ができることに喜んでいる真帆であったのでした(笑)

 

 

ありがとうございました~!

m(_ _)m

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