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2023年9月

2023年9月18日 (月)

「世界経済図説」(第四版)宮崎勇&田谷禎三著 を読んで・・・日本経済を調べていくうちに、世界経済も知りたくなって読んでみました!目次を見て、好きなところ、興味のあるところだけを読むことも可能で、いろいろな経済項目を分類して統計化されていました!

 

国の数・国土、人口・民族、国内総生産、産業構造、政治と経済、国際化の軋轢、

国際貿易、貿易摩擦、国際金融、人口・食料・エネルギー・資源、地球環境、経済危機、そして

世界経済の構造変化などなど、お好きなところからどうぞ!

と言う、世界経済の「辞書」のような本でした!

やや細切れとなるため、繋がりを知ろうとする場合、もう少しほかの本も読んでみる必要があるかな、と思いました。

 

ここでは、面白かったところを書き留めておきたいと思います。

 

国の経済力を表す指標の代表、GDP(国内総生産)1980年代以降2019年までの各国のGDP

のシェアは、

日本が、約15%から約6%までに下降を続けている。逆に、

中国は約3%から約17%へ飛躍をしていた。

アメリカは約25%で横ばい。

イギリスは約5%から約3%へ下降していた。

ロシアは過去の統計は記録が無かったのか、2019年時点で約2%

 

国民所得水準の上昇に伴って、一国の産業構造が、第一次産業から第二次産業、第二次産業から第三次産業へ、その比重を移していくという経験法則。

産業の三部門分割はフィッシャーAllan George Barnard Fisher18951976の先鞭によるが、この産業区分をもとに、イギリスの経済学者CG・クラークは彼の実証研究『経済進歩の諸条件』(1940のなかで、国民所得水準の上昇につれて、労働力の比重が第一次産業で低下し、第二次および第三次産業で上昇することを明らかにした。

17世紀にW.ペティは〈農業よりも製造業によるほうが,さらに製造業よりも商業によるほうが、利得がはるかに多い〉と述べた。この発言に注目したコーリン・クラークとS.S.クズネッツは各国における諸統計を駆使した結果、所得水準の上昇とともに第3次産業の比重が高まるという産業構造の変化の傾向を実証した

そのなかで、17世紀イギリスの経済・統計学者W・ペティの著作『政治算術』(1690からの章句を引用し、ペティがすでに経済発展と産業間の労働力分布の関係に注目していたことを指摘して、この経験法則を『ペティの法則』と名づけた。なお今日では、『ペティの法則』は、『クラークの法則Clark's law』とも『ペティ‐クラークの法則』ともよばれている。

 

天然資源とは?

天然資源はブリタニカ国際大百科事典 小項目事典において以下のように定義されています。

自然資源ともいう。人間に利用される自然のなかの物質および物質生成の源泉となる環境の働きをいう。土地,水,鉱物などの無生物資源と森林,野生鳥獣,魚などの生物資源がある。

以前は「持てる国」と「持たざる国」の間で経済利害が異なることから、しばしば政争、国際紛争の原因となった。今日でも、資源は一つの大きな国際的問題である。

ウクライナへのロシアの侵攻も複数の原因はありますが、天然資源も原因の一つですよね・・・

 

ノーベル賞受賞者数について、アメリカが約250人でダントツですが、中国と韓国ではこれまで受賞者がおられなかったんですね・・・

 

政治と経済は不可分であり、政治的に不安定であれば経済の安定も成長もない。逆に、経済が混乱していれば、政治的安定はない。

政治が先か、経済が先か、難しいところであるが、

「恒産無き者は恒心無し」

「衣食足りて礼節を知る」

「貧すれば鈍する」

ということからみれば、少なくとも最低限の経済的安定が先といえよう。

 

関税や非関税障壁(関税以外にも直接的・間接的に輸入を抑制する措置・制度であり、これらの総称)は、国内生産の確保、輸入の抑制を通じて国内産業・雇用を守ろうとするもので、途上国の場合、幼稚産業の保護と言う目的、先進国の場合、衰退産業に統制の時間を与えようという目的がある。ただ、自由で無差別な(どんな国に対しても同じ扱いをする)貿易を理想とする自由貿易の下では、関税・非関税障壁はより慎重に運営しなければならない。

 

金利、株価、金融派生商品

資本は、期待される収益が低いところから高いところへ流れる。原則的に資本移動の規制が無い場合、資本は国境を越えて自由に高収益を求めて移動するが、いつでも為替リスクがある。

各国の金融政策によって短期金利に差があっても必ずしも資本移動が起こるわけではないが、長期金利の差は資本移動の誘因になる。ただ、物価上昇率が多岐(低い)国は通過が弱くなる(強くなる)傾向があるから、実質長期金利差が資本移動の一つの大きな要因と言えるだろう。

1980年代前半や90年代後半のアメリカの相対的に高かった実質金利は、アメリカ経済への信認の高まりと共に、アメリカへの資本流入を増加させ、ドル高の要因にもなった。

金利、株価、為替相場の変動リスクを軽減する手段として、先物、オプション、スワップ取引がある。

 

為替制度

現在の為替制度は、一般的に変動相場制であるといわれている。しかし、世界的に固定為替相場制度が崩壊した後も、多くの国は米ドルやその他の通貨、あるいは自国の輸出入構造に合った複数通貨に対する固定相場制度を維持してきている。国の数では、固定相場制ないしそれに類似の精度を採る国の方が多いが、日米欧など多くの主要国は自由変動相場制を採用している。その意味で現在の制度は変動相場制である。

 

アメリカ経済:相対的強さの保持

具体的には本書に譲りますが、アメリカは先進諸国の中では情勢変化に対する柔軟性と高い対応力によって比較的高い成長を続けてきている。

 

一方、

1992年、市場統合を目指してNAFTA(北米自由貿易協定)を締結した(発効は19941月)。内容は関税を段階的に撤廃し、さらに非関税障壁を取り除き、投資規制も除去するというものだった。

当時、アメリカ、カナダ、メキシコの経済的結びつきは強まり、1994年のメキシコ経済危機が短期で収束したのも、関係強化を背景としたアメリカの助けが大きかった。

しかし、その後のトランプ政権で、協定が自国の貿易赤字拡大をもたらし、アメリカ労働者の職を奪ったとして、協定の見直しを求め、20189月にUSMCA合意となって、NAFTAの改定がされた。

これは、メキシコ、カナダからの年間自動車輸入に数量制限を設けたり、原産地規制を強化したりして、それまでの協定が謳う「自由貿易」の文言を取り払うものであった。

『互恵共存』ということは口で言うほど簡単ではない。

 

1930年代の大恐慌

大恐慌、あるいは世界恐慌は、192910月のアメリカの株価暴落によって始まり、ほとんどの主要国を巻き込み、経済の混乱は、33年、見方によれば、40年代初めまで続いた。

第一次大戦(1914年~1918年)後、アメリカは産業競争力の向上と輸出の増加によって「永遠の繁栄」を謳歌していた。しかし、欧州諸国の経済復興と共に生産や設備の過剰が表面化した。

当時の国際金融システムは金本位制に基づいており、主要各国は20年代末から30年代初めに金本位制に復帰した。ところが、アメリカは流入した金を不胎化(金保有に連動して貨幣を増やさなかった)した。そのため、その他の国は金流出を抑制するため、金利を引き上げることで不況に陥ったり、金準備が枯渇したドイツ、オーストリアでは大銀行が倒産するなどの金融危機が発生した。

日本でも金の流出を契機に昭和恐慌となった。

その後、各国は金本位制度から離脱したが、植民地を持っていた英米仏は高関税による経済のブロック化によって、自国の産業保護に努めた。

これが、日本、ドイツの膨張主義を助長する要因ともなった。

こうした展開となった背景として、英仏を中心とした世界から覇権国がアメリカへ移行する過程で、アメリカにその用意が無かったことを重視する見方もある。

また、当時、恐慌は蓄積された市場のゆがみを調整するために必要不可欠な現象とも捉える向きが多く、政府による財政出動によって有効需要を作り出すという考えは力を得なかった点を強調する見方もある。

さらに、アメリカなどにおける過度の金融引き締めにその理由を求める見方もある

 

結局のところ、世界恐慌の根本原因は何なのか!?

複合的な部分があるということなのでしょうねえ・・・

 

世界の中の日本

今後、どのように停滞局面から脱却していくのか、

また、どのように国際社会に対応していくのか、

日本経済は、これまでと同様、次のような行動をとっていくことが必要ではないか

第一は、経済大国になったが、軍事大国をめざすといった過去の過ちを二度と繰り返さないことである。

そのことを確認することが何よりも大事である。

第二は、国内経済を「整える」ことである。その意味は、インフレ(実質生活水準の切り下げ)デフレ(失業、不完全雇用)もない持続的な安定成長をすること、そしてその過程で「生活の質」に重点を置く経済構造を作ることである。個人に社会的安定感を与えない限り、政治・経済の安定は得られず、国際社会への協力も期待できない。

第三は、経済力による国際社会への貢献である。具体的には、

①国際経済と調和のある国際収支の確保と通貨の安定、

②自由貿易体制の維持

③対外支援の強化。地域的にはアジアを重視し、形態的には資金援助、技術援助に加え、知的支援を行う。

このように「共生と平和」に貢献することが日本の歩むべき道である。

 

ありがとうございました~!m(_ _)m

 

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2023年9月17日 (日)

2023年、封切映画鑑賞本数12本目!「こんにちは、母さん」鑑賞~!山田洋次監督の「男はつらいよ」から始まり、「家族はつらいよ」と来て、「女はつらいよ」はありませんでしたが、誰にも共通の「生きることはつらいよ」でも笑おう!という映画でした!よかったです!!

 

主なキャストは以下の通りです!

神崎福江(お母さん、恋する母、「ひなげしの会」メンバー):吉永小百合さん

神崎昭夫(福江の息子、大企業の人事部長、仕事に家族に悩む中高年):大泉洋さん

神崎舞(福江の孫娘、昭夫の一人娘、大学生、祖母福江の恋を応援する):永野芽さん

荻生直文(福江の恋の相手、教会の牧師であり、「ひなげしの会」メンバー):寺尾聰さん

木部富幸(昭夫の学生時代からの友人であり同僚、リストラされて昭夫に詰め寄る):宮藤官九郎さん

井上(イノさん、「ひなげしの会」から支援されるホームレス):田中泯さん

昭夫の部下(昭夫を慕っている):加藤ローサさん

昭夫の妻(最終的には離婚する):名塚佳織さん(声の出演)

番場百惠(「ひなげしの会」メンバー、福江の友人であり、昭夫の幼なじみ):枝元萌さん

琴子・アンデション(「ひなげしの会」メンバー、福江の友人):YOUさん

 

山田洋次監督91歳にして90本目の監督作品。

今年すでに92になられているのですが、人の心を打ちながら楽しめる作品を造れるのはスゴイと思いました!

 

吉永小百合さん(1945313日生まれ、78歳)、123本目の映画出演。

『母べえ』、『母と暮せば』に続く、『母』3部作として、女優・吉永小百合さんの集大成ともいえる本作。

吉永小百合さんの映画はあまり観たことはなかったのですが、綺麗なおばあちゃん役ということが、なんとなくで大変恐縮ですが、大根役者っぽいところ、それがイイ具合にとても合っていました!

 

恋する相手役の寺尾聡さんは1947518日生まれ、76歳。吉永小百合さんより年下でしたネ~!

ホームレス役をされた、田中泯さんが1945310日生まれ、78で、吉永小百合と同い年、わずかながら3日上となりますので、田中さんが牧師役でもよかったように思いました。

まあ、ちょっと強面なので、牧師役は不向きだったのかな~、「永遠のゼロ」でもやくざの親分役でしたからね~、でも、同性から見るとカッコイイと思える俳優さんでした!

 

それにしても、山田洋次監督をはじめ、吉永小百合さん、寺尾聡さん、田中泯さんが、まだまだ頑張られていること、とても尊敬いたします。なかなかできることではありませんが、見習いたいと思いましたヨ!!

 

物語は、

大会社の人事部長として日々神経をすり減らし、家では妻との離婚問題、 大学生になった娘・舞(永野芽郁)との関係に頭を悩ませる神崎昭夫(大泉洋)は、 久しぶりに母・福江(吉永小百合)が暮らす東京下町の実家を訪れる。

「こんにちは、母さん」 しかし、迎えてくれた母の様子が、どうもおかしい…。

割烹着を着ていたはずの母親が、艶やかなファッションに身を包み、イキイキと生活している。

おまけに恋愛までしているようだ!

久々の実家にも自分の居場所がなく、戸惑う昭夫だったが、お節介がすぎるほどに温かい下町の住民や、 これまでとは違う“母”と新たに出会い、次第に見失っていたことに気付かされてゆく。

いろいろとあって、最後は、大泉洋演じる神崎昭夫は会社を辞めて、そして離婚する。

同僚の宮藤官九郎演じる木部はリストラされる。

吉永小百合演じる、母・福江は失恋する。

それでも、永野芽演じる、娘・舞との仲は回復に向かい、住むところも無くなった神崎昭夫ではあったが、母親の住む実家へ戻り、隅田川花火大会の花火を観ながら、再び前を向き生きていこうと思うのでしたとさ。

 

映画の舞台は、東京の下町・墨田区向島です。

劇中には、東京スカイツリー、隅田川、言問橋、墨田川緑道公園、墨田聖書教会、隅田川屋形船、水上バスなどがでてきます。

 

映画にちなんだもの

東京スカイツリー、隅田川屋形船、隅田川、水上バス、隅田川花火大会、足袋、上履き、ミシン、銭湯、煎餅屋、蚊取り線香、大企業、サラリーマン、人事、希望退職、リストラ、ホームレス支援、炊き出し、生活保護、空き缶、東京大空襲、デリバリー、片付け、お掃除ロボット、別居、離婚、ピアノリサイタル、ショパン「ノクターン」、賛美歌301番、遠野物語、ラジカセ

 

隅田川花火大会は、東京都の隅田川沿い(台東区浅草(右岸)・墨田区向島(左岸)周辺)の河川敷において毎年7月最終土曜日に行われる花火大会。毎年8月に開催される江戸川区花火大会とともに東京二大花火大会の一つに数えられる。

 

映級グルメ

映画に出てくるグルメ:割れせんべい、酸辣湯麺(スーラータンメン)、すき焼き(スキヤキ)、日本酒、お弁当(おからの煮物、コロッケ)、佃煮、おにぎり弁当、あったかいお茶、ミネラルウォーター、豚汁、バナナ

 

ありがとうございました~!!!m(_ _)m

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吉永小百合さん、おばあちゃん役はとてもキュートでかわいかったです。
若い頃の吉永小百合さん、どんな男もとりこにするよネ~!(笑)

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2023年9月10日 (日)

「じい散歩」 藤野千夜(ふじの・ちや)著「夫婦あわせてもうすぐ180歳、三人の息子は、全員独身」朝日新聞の本書広告を読んだ母親が「読みたい!」ということで購入~、渡す前に読んじゃいました。ノンフィクションかと思いましたが、藤野氏は芥川賞作家であり、物語でした~!

 

朝日新聞での本書の広告は、「夫婦あわせてもうすぐ180歳、中年となった3人の息子たちは、全員独身。長男は高校中退後、ずっと引きこもり。次男は恋人が男性の自称・長女。三男はグラビアアイドル撮影会を主催しては赤字で、親に無心ばかり。そんな一家の日常をユーモラスに、温かな眼差しで描く・・・」

とあると、とくに高齢者の方は、読みたくなるように思いました。

 

当年83歳の母親も“読みたい!”ということで、購入したのですが、いやいやなかなか登場人物が多くて驚きました・・・

これ、高齢者の方は登場人物を覚えながら、読めるのかしらと・・・

自分自身もメモをしながら、読みました。(^^;

 

主人公は、大正生まれの「明石 新平 89歳」、「妻の英子 88歳」

この高齢老夫婦には、三人の息子がいて、

長男 孝史(昭和37年生まれ)、引きこもり

次男 健二(昭和39年生まれ)、おかま

三男 雄三(昭和42年生まれ)、体重100キロ超で借金まみれ

 

そして、新平には男5人、女4人の兄弟がいます。
物語の中では。4人の名前がでてきます。

「定吉」、新平の5歳年下の弟

「しげる」、郷里に住む弟

「さとえ」、新平のすぐ下の妹

「はるえ」、新平の末の妹

 

英子にも、姉妹がいます。

「ひい姉」、英子と10歳以上離れた姉

「すみれ姉」、英子とちょうど10歳違いの姉、

そのすみれ姉の娘が器量よしの「さなえ」(昭和30年生まれ)で、新平、英子のになります。

 

新平の友だちで、高齢となってからはエロ映画などを一緒に楽しむ仲間

 「中本」、電気職人

 「並木」、大工

 「小嶋」、自動車屋

 

ほかに、英子が動物好きと言うことで、雑種犬の「ちいこ」、だるまインコの「たーちゃん」など。

 

途中途中で、名前だけ出てくると、この人誰だっけ、となりますよね・・・(笑)

 

いろいろな問題を抱えながらも、笑いを忘れずに生きていく”時の流れ”を、穏やかな感じに描いている“風景”のような物語でした。

そこで、物語の“内容”というより、「解説」から一部書き留めておきたいと思います。

 

歳を重ねても悩みは尽きないし、心配事も容赦なく降り注いでくる。

むしろ、若い頃より悩みの質は深刻度を増している。

介護、病気、不調、疲労、金欠、孤独・・・・

かような現象を目のあたりにするたび、悟りなどというものは、生きている限り開けることはないのだろうと、考えを改めないわけにはいかなくなった。

 

人生は穏やかでも華やかでもない。

それでも生きている限り日々は続いていく。

たぶん自らの生きているこの世界を、現実を、味わうために。

おそらく人生は、すかっと美しくかっこよく送れるようにはできていない。

歩んできたあとには、後悔だの失敗だの恥だの消沈だのの残滓が、これでもかと落ちている。

 

本書に棲む人びとと共に時を過ごすと、

自分も今まで通り、この世界にいてイイんだな、と安心する。

失敗続きで課題満載の人生を、静かに肯定してくれるようなやさしさと強さが、至るところに散りばめられている。

シビアな現実につきあたり、立ち止まってしまったら、美味しい饅頭をお供に、新平の散歩に付き合えばいい。きっと再び、目の前の景色は息を吹き返し、鮮やかな彩りを取り戻すだろう。

 

ありがとうございました~!
m(_ _)m

 

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2023年9月 3日 (日)

社会人38年目にして、ついに年間封切映画鑑賞本数10本を突破!新記録となります11本目に突入~! 綾瀬はるかさんのアクションシーンを観てみたいと思い「リボルバー・リリー」を鑑賞しました~!!

 

綾瀬はるかさんは運動神経がよいこと、ポスターを見ても分かるように、二の腕がたくましくなっていて、それなりに鍛えられて臨んでいるのかなと思ったためです。(笑)

 

そして、綾瀬はるかさん、アクションシーン頑張っていたと思います~!m(_ _)m

 

映画の舞台は、関東大震災のあった1923年から数年の日本の軍部、それに紐づく諜報機関を中心に描いているようです。

 

実在の人物としては、太平洋戦争時に連合艦隊司令長官を務めた山本五十六氏1884-1943)を阿部サダオ氏が演じていました。この頃は40代の山本五十六氏ですね。

太平洋戦争を回避したかった海軍軍人の1人として言われていますので、悪くはない役で描かれていましたヨ!

「開戦を10年伸ばして日本が生き残る道を探る!」と綾瀬はるかさん演じる百合に向かって言うセリフがありました。

このセリフだと、“開戦前提だよな~”とは思いましたが、史実として太平洋戦争は1941128日に始まりましたので、確かに10年は持ったのかもしれません・・・んっ!?待って!1931年の満州事変までとすれば、伸ばせていませんね・・・

つまり、日本が生き残る道は植民地を得たいことになったわけで、この頃の日本はダメダメでしたよね・・・

 

主人公の綾瀬はるかさん演じるリボルバー・リリーこと小曽根百合は、水野寛蔵(実業界での成り上がり、日本を戦争せずによくしたいと考えていますが、映画の中では亡くなります。豊川悦司さんが演じています)の情婦となり、“幣原機関”で訓練を受け16才から活動している元諜報員。三十七件の事件に関わり、五十七人を殺したとされる。大型拳銃リヴォルバーを愛用。

 

って、“幣原機関”ってなによ~!!

もし実在の幣原喜重郎氏から来ているのであれば、この方も太平洋戦争回避派だったわけで、何となくミスマッチ感がありました。

 

また、敵役を中心に、皆ちょっと?華奢、あるいは普通の体格で、なんとなくダイナミックさに欠けるように感じました。(^^;

 

最後の最後のラストシーンで、暗殺者Xとして鈴木亮平さんがホントに一瞬、台詞無しで出てこられるのですが、鈴木亮平さん位にビルドアップされた敵役の方がよりダイナミックなアクションシーンになったかも、とちょっと思いましたとさ~(笑)

 

ありがとうございました~!!m(_ _)m


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暗殺者Xとして鈴木亮平さん、映画でもこの一瞬のみでしたが、カッコ良かったです!

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2023年9月 2日 (土)

2023年8月、ついに新型コロナに感染しました~!

 

8/6(日)午前中はプールでひと泳ぎしましたが、午後から体調が悪くなり、銭湯へ行くのを止めました。

その後、発熱したため、「カロナール」「コルゲンコーワ」を服用。

8/7(月)、平熱に戻らないため、会社をお休みしました。

8/8(火)、なんとかなってきたので、出社して、お仕事。それでも本調子とは言えないため、定時に退社しました。

帰宅したところ、次はカミさんが体調を崩していました。

カミさん自身は“抗原キット”を持っていたため検査をしたところ『陽性』だったとのこと。

 

ゲッゲッ!そうなると感染源と思われる、自分も「新型コロナ」であったことになる、感染力もありますね・・・・

嫌な予感はありました。

それは、なかなか体調が回復しないこと。

それと、何となく味覚が鈍っているように感じたからです。

 

8/9(水)、8/10(木)はリモートワークに切り替えて、なんとかお仕事は乗り越えましたが、

8/11(金)からの三連休は自宅養生して体力回復に努めました。

こういうときは読書しましたヨ!!

そして、友人の松ちゃんも8/11に新型コロナに感染したと連絡がありました・・・(汗)

 

ところで、どこで罹患したのかがサッパリ分かりませんでした。

ちょっと遡って思い返すと、

7/27(木)、出社し外食!

7/28(金)、出社し、会社のチームメンバー全員による歓迎会

7/29(土)、実家へGo

7/30(日)、松ちゃんと箱根の温泉へGo

おそらくここ迄では、潜伏期間を考慮すると罹患していないと思われます・・・

8/1(火)、8/3(木)は出社し外食!

8/5(土)、東邦同窓会の集い!
後日ご連絡しましたが、誰にもうつすことなく済みましたホッ・・・

8/6(日)、プールへ行った後に体調を崩す・・・解熱剤の「カロナール」、それと「コルゲンコーワ」を服用

8/7(月)、体調戻らず、会社を休む

8/8(火)、なんとか動けるようになったので、品川へ出社するも、定時に帰る

8/9(水)、8/10(木)、無理をせずにリモートワーク!コルゲンコーワは毎晩寝る時のみにした

8/11(金)、8/12(土)、8/13(日)、折角の三連休ですが、無理をせずに自宅療養し読書三昧!

8/14(月)~8/18(金)、なんとか普通にお仕事できましたが、咳がでます。でも、薬の服用はやめました。そして、18(金)華金出社時には飲みに行きましたヨ!

それでも、8月中は咳がたまに出る状態が続きました・・・

 

こうやって俯瞰してみると、出歩くこと、外にいる時間が増えていること。

そして、新型コロナも5類となってからは、病院でのPCR検査等が“有料”となり、検査も”任意”のため、受ける方が減っているとのこと、“隠れ新型コロナ”が増えているのだと思いました。

また、疲れが溜まったところで免疫力が下がり感染した感じも致します。

皆さまも、お仕事&遊びは、ほどほどにしましょうねえ!?(笑)

 

これでウイルスに対する抗体ができたので、半年くらいはうつらないらしい!(笑)

ありがとうございました~! m(_ _)m

 

Syouzyou 

 

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