アクチュアリー試験に受かるために「新版 一生モノの勉強法」（鎌田浩毅著）を読んでみた！！！

「勉強」とは、人間力を磨くものすべてと言えるでしょう。

「勉強」が一生の時間を豊かにすることは疑いようのない事実です。

そこで、“一生モノの勉強法”となります。

勉強時間は年間およそ600時間を確保しよう

例えば、平日に各1時間、土日に各3時間で年間600時間になる。この確保の仕方は、平日にもう少し重きを置いて、週末の1日は休みにするでもよく、個々人やりやすい方法でよいとのこと

自分にとって一番頭の働く時間帯を知ることがポイントです。その時間に最も頭を使う勉強をしてください。

通勤時間は最大限に活かすこと。ここでは本を読むのがベストです！

仕事は率先して引き受ける。「ギブアンドテイク」ではなく、「ギブアンドギブ」で！

これが、仕事上の人間関係が良くなるコツである

時間管理を「一望する」手帳術

時間管理は勉強を円滑に進める極めて大事な要素なので、手帳ですべてを一望します。

すべてを一元化することで、ダブルブッキングのリスクを防ぐというメリットがあります。

仕事も遊びも勉強も、ありとあらゆることをアナログで記入しようという場合には、十分なスペースがあるゆったりめの手帳を選ぶことをお勧めします。

そして、常に今年と去年の2年分の手帳を持ち歩くようにしています。そうすることで、定例のイベントを忘れることがなくなります。

例えば、モレスキンは日記の記述に重きを置く人におススメ

クオパディスはスケジュール管理に向いた手帳です。

アナログ手帳に凝るのも、大変によい趣味だと思います。なにしろ自分の人生スケジュールが細かく書き込まれるものですから、少しくらい奮発して上質な物に乗り換えてみてはいかがでしょうか。手触り、紙質、デザインなども考慮してお気に入りの一冊を選び抜くのも、勉強のモチベーションをアップする上でたいへん効果的です。

週末の予定は、「遊ぶ」「体力づくり」「人脈づくり」「勉強」「仕事の追い込み」の5項目に分けられます。

遊びや散歩が勉強に不可欠なワケ

「遊ぶ」ことは、新しい世界を見る、世間を知る、という意味では、実に大きな価値を持っています。

歩くというのは、基本的な勉強の所作です。適度に歩いた方が健康的でもあります。

新しい発想と情報は、少なからず人が運んできてくれるものだからです。

睡眠時間を確保するのが勉強への近道

自分に合った睡眠時間を前もって把握しておき、それをきちんと守ることが肝心です。

硬めのイスは集中できる

リラックスするイスと勉強のためのイスは、それぞれ使い別けるべきだと思います

パソコンでデータを作成した場合は、バックアップを取ることを忘れないでください。書類を作る度に、こまめにデータを保存するには、USBメモリがあれば十分でしょう。

パソコンはいつ壊れないとも限りませんし、電気に頼る生活を、自然災害が長期間にわたって破壊する可能性も決してゼロではありません。

そして、メモリースティックもメモ代わりに便利。メモリースティックを持ち歩くこともお薦め！

愛用の文房具を使い倒そう

ノートは「オモテ面だけ」使用する

1冊に閉じてあるノートではなくA4のルーズリーフがお薦め！

クリアフォルダは「ぜいたくに」使う

情報の整理には透明な「クリアフォルダ」が威力を発揮します。

「簡単」「中身がすぐわかり」「移動可能」

著者はつねに200枚を常備しておき、1テーマ1情報として管理しているとのこと。

本は分野ごとに並べる、を原則に

本は人生のチャンスを増やす

読書ほどローコスト・ハイリターンな投資はありません

本は一期一会、見つけた時に買うのが原則です

本は「文房具」の一種です。書き込んで自分のノートとして活用するための物です。

そして、「クロスリファレンス」としてページ番号を書き込む方法もある

常に知的好奇心を失わないためにも、書店に行く習慣を持つことです

新書ほどぜいたくな入門書はない！

新書とは、新書判（105×173mm）の本のこと。歴史的に啓発書として果たしてきた役割があり、専門家が最先端の知見をわかりやすく伝える努力を試みてきたのです。そこには教養の底上げが日本人にとっていかに大切かという、先人たちの痛切な思いが詰まっているのです。

不得意な分野は児童書を観よ

ビジネス書は全部を読み通さなくともよい。目的に応じたところを探して、そこからページを綴っていけばよいのです。目次をよく眺めましょう。時間短縮に効果的です。

おしまいの方に索引が用意されている場合には、これも使いましょう

章ごとの末尾に「ポイント」として要点を短くまとめているものがあります。アピールポイントです。活用しない手はありません

雑誌は「しぼって読む」のが効果的

「文芸春秋」「中央公論」「世界」「正論」「Wedge」「AERA」「Newsweek日本版」「東洋経済」「ダイヤモンド」「日経ビジネス」「プレジデント」「婦人公論」「kotoba」

毎日1時間でもコツコツ勉強して、「もうちょっとやりたいんだけど」というくらいでストップしておく方が長続きします

☆本当に集中するなら1時間が限界。学者でも、政治家でも、1日中フル活動しているような芸能人でも、本当に集中して脳が働いている時間は1時間なのです

「1時間法」のアレンジとして、「45分法」というテクニックもあります。

60分1単位を、45分と15分に分けます。最初の45分を得意な問題に割り当て、勢いに乗り、最後の15分で不得意な問題に取り組む、というわけです。45分が呼び水になります。

クリエイティブな1時間が終わったら、脳をクールダウンさせることを意識しましょう。

勉強時間の5分の1を復習にあてる

「スキマ時間」を勉強タイムに！

2割の余裕を“遊び”として確保しておき、スケジュールがずれ込んだ時のバッファー、調整期間とします。

不測の事態に備えるだけでなく、“遊び”は仕事や勉強とは別に「楽しみの時間」として組み込まれていることが大切です。

テキストは最初から最後まで覚えなくていい

試験では「ヤマをかける」ことは、とても大切です。

試験の形式を知り、慣れておく。過去問（少なくとも10年分）による傾向と対策

情報は3段階で記憶する

・まずテキストを通読して、自分がまだ「覚えていないこと」をぐっと絞り込む。そのうえで新しい情報を記憶する際には、まず黙読しながらテキストの内容を頭に定着させます

・次に、テキストを声に出して読みます。自分が出した声を聴きながら耳で覚えるのが、生理学的にも最も効果的な記憶法

・そして、ペンを持って手書きをします。絶対に覚えたい固有名詞などは、何度でも手書きを繰り返すのです。手と頭脳というのは密接に関わっているので、手を動かすことで脳の記憶中枢を刺激することになります。

ありがとうございました～！！

ｍ(_ _)m