今年7本目「九十歳。何がめでたい」、母親、弟と三人で観てきました~! 原作は佐藤愛子さんの同名著書になります。もし自分に娘がいたら「愛子」とつけたかったのですが、娘いません!(笑)
2014年、90歳のときに「晩鐘」を刊行後、断筆宣言をして作家生活から引退し、鬱々と暮らしていた佐藤愛子氏。そんな彼女の前に、昭和気質で中高年のベテラン編集者の吉川氏が連載エッセイの企画を携え現れる。そんな二人の書く、書かない、の攻防戦が繰り広げられる。
1923年のいのしし年、「暴れ猪」佐藤節が全開。 自分の身体に次々に起こる「故障」を嘆き、時代の「進歩」を怒り、悩める年若い人たちを叱りながらも、あたたかく鼓舞。
毎年の年賀状では、自らファンキーな恰好をされて、面白く写真を撮られたり、人生をたくましく生きるための「ことば」も詰まっていたり、笑った後に深い余韻も残ります。
『いい爺さんでなく、面白い爺さんになれ!』
『のんびりしているよりも、なにかしているほうがいい!』など
勇気をくれる、そして、背中を押してくれる、面白い映画でした!
主なキャストは次の通り、錚々たる皆さまでした!
草笛光子さん(佐藤愛子役)
唐沢寿明さん(編集者吉川役)
真矢みきさん(佐藤愛子の娘、響子役)
藤間爽子さん(佐藤愛子の孫、桃子役)
木村多江さん(編集者吉川の妻、麻里子役で映画の中では離婚することになる)
中島瑠菜さん(編集者吉川の娘、美優役で、父親に対し家を顧みないと軽蔑している)
脇役の皆様も錚々たる方々ですネ!(笑)
三谷幸喜さん(タクシーの運転手役)
清水ミチコさん(人生相談のプロ役として、海藤ヨシコ役)
LiLiCoさん(佐藤愛子さんの美容師役)
石田ひかりさん(佐藤愛子さんが通院する総合病院の窓口役)
オダギリジョーさん(テレビの修理業者役)
宮野真守さん(吉川の上司 倉田拓也役)
片岡千之介さん(吉川の後輩、水野秀一郎役)
ありがとうございました!!m(_ _)m
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