三谷幸喜氏脚本&監督、長澤まさみさん主演の「スオミの話をしよう」を鑑賞~!!“スオミ”とは韻を踏んでいて、長澤まさみさん演じる“スオミ”であり、フィンランド語でフィンランドを“スオミ”と呼びます。それを絡めたサスペンスコメディーで、考えさせられながら楽しめました!!(笑)
主なキャストは、次の通りで、皆ひと癖ふた癖ある人物となっていました。
本作を観て、三谷氏はやや女性に対する考え方は旧いのかしら!?とも感じましたとさ!(笑)
長澤まさみ:人妻スオミ、美貌はあるが、学生時代はあまり勉強ができず、大人になってからも料理ができない、仕事も独り身のときは水商売と運転の下手なタクシーの運転手など、仕事ができないっぽい感じの女性で描かれていました
遠藤憲一:1番目の夫、魚山大吉、元スオミの体育教師であり、今は寒川家で庭師をしている
松坂桃李:2番目の夫、十勝左衛門、自信家で詐欺まがいのユーチューバー
小林隆:3番目の夫、宇賀神守、情に、とくにスオミに脆い警察官、そして、草野の上司で係長
西島秀俊:4番目の夫、草野圭吾、神経質である一方で口が軽い警察官
坂東彌十郎:5番目の夫、寒川しずお、詩人でありながら、何よりもお金が一番の大金持ち
宮澤エマ:スオミの学生時代からの友人役ですが、宮澤喜一元首相の孫にあたる
瀬戸康史:草野の部下、小磯
戸塚純貴:寒川の詩の編集者
この映画の“表”のあらすじは
豪邸に暮らす著名な詩人・寒川の新妻・スオミが行方不明となった。豪邸を訪れた刑事の草野はスオミの元夫で、すぐにでも捜査を開始すべきだと主張するが、寒川は「大ごとにしたくない」と、その提案を拒否する。やがて、スオミを知る男たちが次々と屋敷にやってくる。誰が一番スオミを愛していたのか、誰が一番スオミに愛されていたのか。安否をそっちのけでスオミについて熱く語り合う男たち。しかし、男たちの口から語られるスオミはそれぞれがまったく違う性格の女性で……。一体、スオミの正体とは?ひとつの屋敷を舞台に、三谷幸喜真骨頂!サスペンス・コメディの幕が上がる―!
もう一つの話としては、“スオミ”とは“フィンランド”を意味する
なぜ、フィンランドは幸福度ランキング世界一の国なのかを問うている映画でもありました!(笑)
フィンランドは、日本よりも男女同権の国であり、そのために離婚もしやすくて、その際の慰謝料とかも無い!
そして、自然が豊富で、水や空気がとても綺麗、オーロラ、日が沈まない白夜の国、愛でる国フィンランド!そして、直接的にひとを癒すサウナ発祥の地でもある。
おそらく、三谷氏は、なぜ、フィンランドは幸福度ランキング世界一なのか、も絡めながら、本作を創り上げられたのかナ、と思いました~!!
フィンランドの人口規模から考えると、日本の地方創生を検討する場合に、参考になるかもしれない!?
そして、スオミはラストで5番目の夫の寒川とも別れた・・・、
フィンランドに行きたかったが、行けなくなってしまったスオミ。
この先、スオミはどうなるのか!?どうするのか!?と思ったところでエンドロール。
楽しめたけど、今の日本でスオミは活き活きと生きられるのかしら、と感じましたとサ。ありがとうございました~!!!\(≧◇≦)/
【参考】 フィンランドと日本の比較!!!
フィンランド スオミ、フィンランド語でフィンランドは フィンランド共和国はSuomen Tasavalta “大地”、“人”、“森と湖”を意味している 首都はヘルシンキ |
日本 ※日の出る国、ひのもとから由来 |
フィンランド ※世界の果ての地、ファイナルランドからと言われている |
ジャパン ※マルコポーロによる日本がジッポンと呼ばれて、ジャパンと言われている |
人口約550万人は日本の兵庫県の人口と同じ 一方で国土面積はほぼ日本と同じ! |
人口は約12,500万人で、フィンランドの約22倍 |
消費税は25% 一方、対GDPにおける国民の税等負担率は42% |
消費税は10%だが、 対GDPにおける国民の税等負担率は34%とフィンランドとの差は縮まる |
幸福度ランキング7年連続1位! |
50位から100位辺りを低迷 |
男女同権思想が強いと言われている 婚姻する際には夫婦別姓、夫婦同姓、相手の姓の付加(後置)を選択することができる2017年より同性婚も可能となった。 また、事実婚も多い |
日本では、夫婦別姓は認められていない、当然、同性婚も認められていない。 事実婚は少数となる |
相続に際しては、未成年の子どもを優遇する |
相続に際しては、配偶者を優遇する |
男女同権思想が強いこともあり、 一般的に離婚による慰謝料はなし、 共同親権のため、養育費も折半 また、離婚率は高い おそらく、事実婚も多いことから、日本に比べて離婚に対する考え方も進んでいると思われる 男女同権思想から、一緒に居たくないと思えば、速やかに別れるのだと思う |
日本の場合は、一般的に慰謝料、養育費が男性側に求められる また、共同親権は認められていない |
就業率は男女ともにほぼ同じ |
就業率は女性が劣る |
ワークライフバランスが進んでいる |
ワークライフバランスは遅れている |
一方で、日本もフィンランドも男性の平均寿命は女性よりも有意に短い!!
よく男は外で疲れてきて、女は家を守ることから、男の寿命の方が短いように言われてきたが、
ほぼ男女同権のフィンランドであっても、男性の寿命は女性よりも明らかい短い!!!
やはり、生物学的に女性の方が強いということになるのだろうか!?!?(笑)
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コメント
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生物学的に女性の方が強い!?!?(笑)
なるほど、人間社会では女性が強く感じるかな❣
魚の仲間で成長して大きになったらメスからオスに性転換するものもいます。
ハタの仲間やベラの仲間はメスからオスへと性転換します。
性転換する魚種の多くは“メスからオス”に変化し、これを専門用語で「雌性先熟(しせいせんじゅく)」と言われています。
愚問ですが魚はメスか?オスか?どちらが強いのかな‼
投稿: | 2024年9月23日 (月) 10時02分
コメント、どうもありがとうございます!!
オスはメスのために作られたそうですヨ~!
以下は、検索ページからの抜粋です~(笑)
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生物にとって子孫を残すことがもっとも大切であるとすれば、やはりメスの方が大切である。
これに対して、オスが繁殖に必要とするエネルギーは、メスに比べるとずっと少ない。そのため、オスは余ったエネルギーを使って、メスをサポートするようになったのである。
たとえば、オスは外敵と戦ってメスを守り、メスが安心して子孫を残せるようにする。あるいは、オス同士が戦い合うこともある。しかし、これも、強いオスを選ぶメスの手間を省いているのだ。メスは子孫を残すために、コストのかかる作業をすべてオスに任せているのである
https://gendai.media/articles/-/51454?page=3
雄雌が変わった方が子孫をたくさん残せる場合に性を変える動物もいます。メスからオスに変わるものを「雌性先熟」と言い、主に一夫多妻制で生活する生き物に多く見られます。この場合、大きなオスがたくさんの雌を独占してしまうので、小さなオスははじき出されて子孫を残すことができません。そこで体が小さなうちはメスとして卵を産み、大きくなってから性転換をしてオスになるのです。逆に、オスからメスに変わるものを「雄性先熟」と言います。こちらは、一夫一妻制に近い形が成立している生き物たちが受け継いできた能力です。この場合は、体が大きいメスの方が産卵能力が高いので、小さいうちはオスとして生活をし、体が大きくなってからメスになる方が有利なのです。
https://www.homemate-research-aquarium.com/useful/13879_aquar_064/
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男は女には勝てないようですネ・・・
投稿: adler | 2024年9月23日 (月) 17時39分